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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第1章 チャプター01
 玲二との肉体関係は、智と結婚するずっと前から続いていた。
 麗は高校時代に初体験は済ませていたものの、様々なプレイを手取り足取り教えてくれたのも、躯を開発して、女としての悦楽を経験させてくれたのも、かつての会社の上司である玲二が、初めてだった。玲二はそれほど変態的なプレイは好まなかったものの、フェラチオやシックスナイン、玩具を使ってのオナニープレイ、目隠しセックス、パイズリ、カーセックスなどアダルト動画サイトで流されているようなプレイはひと通り、済ませていた。
 初めて、玲二とのセックスで絶頂に達したのは二人で温泉旅行をした時で、その時は旅館で一日中、それこそ本当に飽きるまで上になり、下になりと、様々な体位で蜜壺を貫かれたのだった。
 あの時は――というより、今もそうだが、玲二は精が強く、逝かされた麗が気を失ってしまうことも、度々だった。
 一方の、智はそれとはまったくの逆で、抱かれるのも毎日とはいかなかった。しかも、麗から求めなければ肌に触れようともしないのだ。
 既に、玲二によって肉体を開発されていたが麗としては、智とのセックスでは性的に満足がすることができずに、今でも玲二との肉体関係がずるずると続いているのだった。
 そんな麗にも、玲二と別れようと決意したことがあった。一度目は、玲二が既婚者であることが、明らかになった時で、智と結婚話がまとまった時とそれ以後も、何度も別れようと思った。が、玲二と疎遠になっていたのは、智と婚約していた時ぐらいで、その後、玲二に抱かれた時、もう肉体的に玲二からは逃れることができないと、麗は目の前が真っ暗になりながらも、思い知らされたのだった。
 玲二との間には愛情などなく、ただ躯の結びつきがあるだけ。いわゆる、セックスフレンドというやつだ。金銭の援助を受けたことはなく、愛人でもない。ただ、互いのパートナーでは満たすことのできない欲望を解消するだけの存在だった。
「あ……あぁッ!」
 いよいよ、玲二は胸への責めに意識を集中させてきた。咥えた乳首が唾液で濡れ光り、彼の舌が、指先が動く度に、麗は喘いだ。
 ーー今、私を抱いているのが智さんだったら……。
 何度も、そのことは麗も考えたことがある。悦楽の扉を開け放ってくれるのが、玲二などではなく、智であったなら、と。
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