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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第7章 チャプター07
 麗(うらら)は玲二(れいじ)に手を引かれ、リビングのソファのところまで歩いていった。そのソファに、玲二は腰を下ろした。そこはまったくの偶然なのだが、智(さとる)がいつも座っている場所だった。休日の時など、智はその場所に座り、テレビを見たり、新聞や雑誌を読んだりしていた。
 そこに浮気相手である玲二が座り、これから麗を犯そうとしている。
 麗がその足もとに跪き、ペニスへ手をのばそうとすると、玲二が手首を掴んできた。
「さぁ、麗君。言わなくても、わかるとは思うが、これから自分が何をするのか、具体的に口で説明してくれないか」
 まるで、職場で部下に報告を求めるような口振りで、玲二は言った。
 麗は玲二と視線を合わせると、そっと息を吐き出した。
「は、はい。淫らな私をもっと興奮させるためにどうか、玲二さんの浮気ち、ちんぽを、私の口で味あわせてください」
「俺のちんぽは、好きか」
「……はい。好きです」
「そんなに、俺の浮気ちんぽを咥えたいのか」
「――玲二さんの浮気ちんぽ、どうか咥えさせてください。お、お願いします」
 麗のその言葉で、玲二は満足がいったようだった。手首を解放すると、股を開いた。麗は両手で、玲二の肉竿(にくざお)を包み込むようにして掴んだ。強い精の臭いを吸い込むと、唇を使ってペニスを愛撫した。肌の熱気を取り込むように、何度も何度もペニスにキスをすると、舌先で輪郭をなぞるように、下から舐め上げていった。
 ――あぁ、すごい臭い。これを嗅いでいるだけで、本当にどうにかなってしまいそう。
 左の掌で袋を揉みながら、丁寧に舌腹をペニスの幹に巻きつけるようにして、麗は丁寧に愛撫していった。舌を肉竿の根元から先端まで何度も行き来するようになぞると、ペニスが麗に興奮を伝えるように、震えた。
 ――見ている? 智さん。私、浮気相手のペニスをあなたにしている以上に、念入りにフェラチオしているのよ。
 麗が心の中で呟くと、その後ろめたさにとても興奮するのを感じた。胸がどきどきし、淫らな自分をもっと見て欲しいと思った。
 視線をあげると、玲二と目が合った。いつもなら、すぐに目を逸らすところなのだが、麗がそのまま、見つめ合ったまま、フェラチオを続けた。
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