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淫縛~寝盗られ妻は逝き色獄に淫涙を流す(旧タイトル:淫妻)
第9章 チャプター09
 ……いや、実際のところは男の人のひとりエッチには、麗はひどく、興味を惹かれていた。男の人とのセックスはもう、何度となく繰り返し行ってはいたが、先刻も告白したように、オナニーを見るのは、一度もないことだった。
 おそらく、智は録画された麗の浮気のシーンを目にして、興奮するだけでなく、自分を慰めているのだろう。麗は智がひとり、隠れていたしているのを想像して、オナニーをしたことはあったが、実際に智がしているのは、垣間見たことすらなかった。
 相互オナニーは数えるほどだが、玲二とはしたことがあったが、それもどちらかというと、見せつけるというよりも、性感を高めるのが主な目的であって、前戯のようなものだった。だから、今現在行われているように、他人のオナニーを間近で目にするというのは、感覚としては初めてのことであり、とても興奮させられていた。
 麗がわざと視線を逸らしていることに、玲二は気づいたのか、一歩、また一歩とベッドに近づいてきた。
「こっちに顔を向けろ。俺がオナニーをしているのを、よく見るんだ」
 そう言われては、玲二のがことばに従わざるを得ない。そんな風に麗はやや演技がかった態で、玲二の股間を見た。いやらしく、指をペニスに絡みつかせながら、肉竿を振るようにして動かしている玲二の手元をじっと見た。
「あ、あ、あン」
 心臓が激しく、鼓動して胸が痛いくらいだった。こんなに興奮しているのは、いったい、いつの日以来のことだろう。触れなくても、乳首が硬くしこっているのがわかった。縛られているので、かなわないのだが、できることなら自らの乳房を揉みしだき、クリトリスを弄(いじ)りたかった。それができないもどかしさに、麗は嗚咽をもらし、腰を揺すった。
「涎が垂れているぞ」
 え? と返事をする前に、麗は玲二にキスをされていた。
「ん……んフン、ん」
「男のオナニーを見た感想は、どうだ」
 唇が離れると、再び手を動かしながら、玲二が言った。
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