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愛することで私たちは罪を犯す
第1章 1. 悲劇の序章

要人を警護する4号警備、つまりボディーガードは、警備部の中でも色々と特殊だ。

YAGAMIの警備部はさっきも言った通り、施設警備が圧倒的に多い。

それに比べてボディーガードはYAGAMIの会長、社長、副社長の三名にのみつくため、人数自体はそこまで多くはない。

「おはようございまーす」

「おはようござます」

副社長付きのチームが集まるデスクについた一ノ瀬と琉泉は、すでに出勤している田隈 真也(たくま しんや)、鶴橋 修(つるはし おさむ)に挨拶をする。

「おーす」

「おはよう」

田隈は琉泉より10歳上の上司で、このチームのチーフだ。

角刈りの厳つい顔に、黒く焼けたマッチョなボディといかにも強そうな体格で、見かけ通り武術はかなりの腕前らしい。

鶴橋は田隈と同じ歳で、彼の右腕とも言われているほどの頭脳の持ち主。

普段はニコニコと愛想が良く、体格もそこまで良いわけではないが、怒らせると部の中で一番怖いと評判の人物である。

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