この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛することで私たちは罪を犯す
第1章 1. 悲劇の序章

「あー!!いいなーコーヒー!!クマさん、俺にも入れてくださいよー」

「女にキャーキャー言われて鼻の下伸ばしてるヒョロ男の童顔にはコーヒーなんていれん!」

「あ、ひどい。気にしてるのに」

「悪口のオンパレードだったね、いま」

ガハハと豪快に笑う田隈に、頬を膨らませて怒る一ノ瀬を見て、ふふっと笑いあう鶴橋と琉泉。

ちなみに、琉泉の隣にいる一ノ瀬は琉泉と同じ25歳。

最近の悩みは童顔のため、お酒を買うときに年齢確認をされることだそうだ。

現在、副社長である響についているボディーガードは、田隈、鶴橋、一ノ瀬、琉泉、そしてまだ出勤していない三嶋 太郎(29)の5人。

チーフの田隈の性格もあってか、このチームは比較的仲が良く信頼関係もあって、とても働きやすい。

まぁ、それぞれが大分キャラが濃いのだが。

「そろそろミーティング、始めるよ」

そう言って鶴橋が印刷した書類をみんなに配る。

「あー、三嶋さんがまだ来てないんすけど」

「アイツはいつものことだろ。悪いが佐伯、お前あとで三嶋に…」

「ミーティングの内容、伝えておきます」

「あぁ、頼んだ。よし、じゃあ始めるぞー。まず、今日の副社長の予定だが10時に……」

こうして、琉泉の一日は始まった。

/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ