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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?
「エマちゃんは………このまま働いてもらうっ!お腹の子供の事はどうにかする…エマちゃんに本番を受け続けたい事情があるんなら…本番も辞めるようには注意しないっ…!」

堂々とそう言い放った…。

「なっ…何でぇっ…?」
「ひなた店長…状況分かってんスかっ…?」
「どうにかするっ…!」
「どうにかするって…どうすんのよ!」
「なんとか…するもんっ…!」

すると純がカツーン…!カツーン…!とヒールを床に叩き付けながらひなたの目の前に迫ると、ひなたの白いワンピースの胸ぐらをおもむろに掴んだ。

「そもそもアンタがご新規キャンペーンとか打ちまくるから…だから質の悪い客が舞い込んだのよっ!その責任すら取んないつもりっ…!?」
「だってっ!それは店を盛り上げるためにっ…」
「盛り上げる必要なんかなかったんだ…!現状維持で良かったのにっ!」
「でもっ…!」
「そもそも、アンタが本番応じようとしたのが元凶じゃないっ!」
「してないもんっ…!」
「誤解を招くような事したら同じだよっ!」

純は呆れ顔でひなたから乱暴に手を離すと、殺気立った顔で店の出入り口に向かった。そして純に続くように皆、ゾロゾロと出入り口に向かった。
ひなたは帰ろうとする皆の背中に向かって、

「みんな待ってっ…!待ってよぉっ!エマちゃんだって仲間なんだよっ!そんな簡単にクビにするなんて言わないでよぉっ…!」

そう叫びながら追いすがった。だが純は、

「この店潰す気っ…?だから、アンタみたいなガキが店長だなんて…嫌だったのよっ…!」

そう吐き出すと店を出ていき、続けて美春とアキナも、

「この店気に入ってたのになぁ。別の店探さなきゃ」
「私みたいなオバサン…雇ってくれるお店なんて…あるかしら…」

そんな独り言を言いながら店を出て行った…。
さらに、らいむと山ちゃんは無言で店を出て行ってしまい、そしてマキは…

「ゴメン、ひなた…今回のは…とても庇えない…」

申し訳無さそうにそう言い、店を後にした。

「みんな…どうしてぇ…?みんな一緒に頑張れる方法…探そうよぉ…!みんな仲間じゃないのっ…!私、どうしてもエマちゃんを簡単にクビになんか出来ないんだよぉ…」

シーン…と静まり返った店内でひなたはひとりそう叫ぶと、下唇を噛み締めてブルッ…と背を震わせると、しばし出入り口のドアを力強く見据え続けていた…。
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