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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?
「言い過ぎたかなぁ…?でも、ひなたは色々と甘過ぎんだよねぇ…」

マキは地下鉄の駅に向かいながら、ブツブツとそんな独り言を呟いていた。
いつも強気で向こう見ずなひなたが、みんながそっぽを向いた途端に露骨に無力そうな表情を覗かせたからだった…。

「あぁっ…!もう…手がかかる奴っ…!」

マキは突然踵を返すと、店の方向へ向かって歩きはじめた。

「ひなた…もう帰ってるかなぁ………あっ!」

すると、店の入っている雑居ビルの外から中に灯りが付いているのが見えた。


…その頃ひなたは、夢を見ていた。
よく晴れた昼下り。子供の頃のひなたは陽のあたる木造アパートの縁側で、真っ白なワンピースの似合う短い髪の女性に膝枕をされながら、女性が語る物語に聞きいっていた。
縁側のかたわらには、飲みかけのラムネの瓶が置かれていた。

---

むかしむかし、あるところにひとりの旅人がいました。
旅人は森の中で道に迷い、水も食糧も尽き、死を覚悟しました。
その時、森の中から七人の女神が現れたのです。
女神たちは、旅人を自分たちの住処へ迎えました。

ある女神は旅人の傷を熱心に癒し…
ある女神は旅人の苦悩に耳を傾け…
ある女神は旅人とともに泣き…
ある女神は旅人の心の澱を洗い流し…
ある女神は旅人に再び歩く勇気を与え…
ある女神は旅人の心に燃え盛る炎を灯し…
ある女神は旅人に熱い慕情を向け…
旅人は森で迷う前よりもずっと気力に満ち溢れ、再び旅立つと大きな出世を収めました。

そんな森の女神の噂を聞きつけたある旅人は、女神たちを探す旅へ出ました。
旅人は森を彷徨った挙げ句、ようやく女神たちの住処を探し当て、七人の女神と出会う事ができました。
しかし、旅人はあるひとりの女神に激しく恋をしてしまい…
森の中から女神を連れ去ろうとしてしまいます。
泣いて森に帰りたがる女神に腹を立てた旅人は森に火を放ち、残る六人の女神を殺してしまいました。

しかし、女神はそれを苦にして………

---

「ねーねー、女神さん達はどうなっちゃうのっ…?」
「そうね…うふふふっ…」

女性はそこで語りを止め、ひなたが続きをせびるもただ微笑むばかりで………


「ひなた…ひなたっ…!」
「あぁんっ…グスンっ…ひなた姉ちゃんっ…女神さんはどうなるのぉっ…?」
「へっ…?あっ、ちょっ!ちょっとっ…?」
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