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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?
「わぁっ!レオ君…今日も来てくれてありがとっ!嬉しい~!」

“レオ”と呼ばれた常連客は身長160cm強と小柄ながら、艷やかな長い黒髪を後ろで束ね、彫刻のような端正な顔立ちで妙に色気のある男だった。エマはロックテイストないでたちと裏腹に、人懐っこくレオの腕に抱き付くとすぐさま個室へ案内した。

「なぁ…どんな感じだ…?」

レオは個室に入るなり、革のジャケットをハンガーにかけながらそう尋ねた。エマはハードめのメイクに似合わぬ屈託の無い笑みを浮かべ、

「“ボス”に言われた通りやったよっ!そしたら昨日みんな喧嘩始めちゃって…今日の開店前なんかすんごぉいギスギスしてたの…うふふっ…」

甘えた顔つきでレオの首に腕を回した。

「そうか…良くやったな…」
「あっ…?はあぁんっ…」

レオはエマの唇に軽くキスをすると、エマは照れくさそうに唇を尖らせてレオの顔を見つめた。

「ところでさぁ、店のみんなをギスギスさせて…ボスは何しようとしてんのかな?」
「お前は知らなくてイイんだよ…」
「そう…?」
「お前は『IZANAGI颪』に会う事だけ考えてりゃイイんだよ…」
「あん、ねぇっ…!いつ会わせてくれんのぉ?私さぁ『IZANAGI颪』のメンバーに会うの中学ん時からの夢だって言ってるじゃんっ…?ねぇっ、ねぇっ…!」

レオはエマから鬱陶しそうに顔を背けると、

「上手くやればいつでも『IZANAGI颪』に会わせる準備があるって昨晩もボスは言ってたんだ…だから…早く脱げよ…」
「本当っ…!?本当だねっ…!約束だよっ…!」

その時、常連客を出迎えへに行くマキがエマの個室の前を通りかかった。

(今…『IZANAGI颪』…って言ってた…?よね…)

エマは黒革のショートパンツと黒のカットソーを脱ぎ去ると、上下お揃いの水色の下着姿になった。ブラジャーの背中のホックを外すと、細身に似合わぬ丸みを帯びたDカップの乳房が姿を表し、左右の乳房の間に入れられていた蜘蛛型のタトゥーの全貌が見えた。太腿には大きなレタリングタトゥと、足首には小さなレタリングタトゥがひとつづつ入れられていた。大きなレタリングタトゥはエマが中学時代から大ファンだという『IZANAGI颪』のバンドロゴであり、小さなレタリングタトゥはそのバンドのヴォーカリストの名前だった。

「レオ君…もちろん今日も…本番するよね…?」
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