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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?

(この人たちの役に立ちたい…!そしていつか、この人たちと一緒に働くスタッフになって多くの人を感動させるお手伝いがしたい…!)
と。何の目標もなく夜遊びを繰り返していたエマに、生まれて初めて夢が出来たのだ。
その後エマは『IZANAGI颪』の全てのライブに参加する決意をするが、すでに第一線の人気を誇っていた『IZANAGI颪』のチケットは高額かつ入手困難であり…いわゆる“追っかけ活動”のために援交交際に手を染めはじめた。
そして、同じ志を持つファン達と結託して援交サークルを組織すると、繋がり欲しさにライブのイベンターやスタッフや“IZANAGI”と関係があると嘯くエセ業界人とも関係を持ち、時にはバンドと無関係な財界人や官僚や政治家までとも次々と関係を持った。
エマは着実にのし上がっているつもりだった。
だが、何度も何度も補導され…ついには両親に勘当されてしまった。
しかし夢を諦めきれないエマは18歳になると、生活費とライブの費用を稼ぐために『七人の女神たち』へ入店したのだった。
「…でも、ハメられてたとはいえ散々本番しちゃって…知らなかったとはいえ15歳のレオとも本番を…映像まで撮られちゃって…もう、あたし…“IZANAGI”のスタッフするなんて絶望的だよぉぉぉ…うっ…グスッ…」
するとマキが個室からゆっくりと出てくるなり、エマの眼前にスマホの画面を突き付けた。
そこには白のスカートスーツ姿のマキが、『IZANAGI颪』のメンバーと一緒に映っている写真が表示されていた。
「私が…いつか会わせてやるから…落ち着きな…!」
するとエマは、鳩が豆鉄砲を喰ったような顔でキョトンとした。
「へっ…?なんで…マキさんが…“IZANAGI”と…一緒にっ…?」
「私…風俗に入る前にテレビ局で深夜アニメのプロデューサーしてたんだ…そのアニメの原作者が…“IZANAGI”のメンバーの同級生だったんだ…!」
エマは完全に放心状態で、ポカン…と宙を虚ろに見つめていた。
純と美春は申し訳無さそうな表情で、ひなたの方を振り向いた。
「ひなた…信じてあげられなくてゴメンね…アンタにはずいぶん嫌な事言っちゃって…」
「私も、ゴメンナサイ…」
「ううん、仕方ないよ…私だってエマちゃんの妊娠がウソだって自信…そこまで無かったから…」
エマは床を這ってひなたと純たちの間に入ると、
と。何の目標もなく夜遊びを繰り返していたエマに、生まれて初めて夢が出来たのだ。
その後エマは『IZANAGI颪』の全てのライブに参加する決意をするが、すでに第一線の人気を誇っていた『IZANAGI颪』のチケットは高額かつ入手困難であり…いわゆる“追っかけ活動”のために援交交際に手を染めはじめた。
そして、同じ志を持つファン達と結託して援交サークルを組織すると、繋がり欲しさにライブのイベンターやスタッフや“IZANAGI”と関係があると嘯くエセ業界人とも関係を持ち、時にはバンドと無関係な財界人や官僚や政治家までとも次々と関係を持った。
エマは着実にのし上がっているつもりだった。
だが、何度も何度も補導され…ついには両親に勘当されてしまった。
しかし夢を諦めきれないエマは18歳になると、生活費とライブの費用を稼ぐために『七人の女神たち』へ入店したのだった。
「…でも、ハメられてたとはいえ散々本番しちゃって…知らなかったとはいえ15歳のレオとも本番を…映像まで撮られちゃって…もう、あたし…“IZANAGI”のスタッフするなんて絶望的だよぉぉぉ…うっ…グスッ…」
するとマキが個室からゆっくりと出てくるなり、エマの眼前にスマホの画面を突き付けた。
そこには白のスカートスーツ姿のマキが、『IZANAGI颪』のメンバーと一緒に映っている写真が表示されていた。
「私が…いつか会わせてやるから…落ち着きな…!」
するとエマは、鳩が豆鉄砲を喰ったような顔でキョトンとした。
「へっ…?なんで…マキさんが…“IZANAGI”と…一緒にっ…?」
「私…風俗に入る前にテレビ局で深夜アニメのプロデューサーしてたんだ…そのアニメの原作者が…“IZANAGI”のメンバーの同級生だったんだ…!」
エマは完全に放心状態で、ポカン…と宙を虚ろに見つめていた。
純と美春は申し訳無さそうな表情で、ひなたの方を振り向いた。
「ひなた…信じてあげられなくてゴメンね…アンタにはずいぶん嫌な事言っちゃって…」
「私も、ゴメンナサイ…」
「ううん、仕方ないよ…私だってエマちゃんの妊娠がウソだって自信…そこまで無かったから…」
エマは床を這ってひなたと純たちの間に入ると、

