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熱血!風俗嬢
第7章 熱血の7、キスだけでイカせちゃうもんっ!?
「でも、コレを教訓にエマちゃんには2度とこんなやり方しないで欲しいけどね…」
「こ、このままじゃお店が無くなっちゃう…みんな生活あるのにっ…グスッ…あたしのせいで…ネットニュースに本番の事とか…15歳のレオとの本番の事書かれたら…警察に営業停止にされちゃう…」

エマはうなだれ、大きな目からポタポタ…と涙を落とした。
その時、
ピリリリリッ…!ピリリリリッ…!

「あっ…!」

レオのスマホが鳴り出し、着信画面には『安藤茂樹』と表示されていた。

「うわあっ…!ボス…アンディさんだっ…!俺の報告が遅いからっ…」

レオは端正な顔から脂汗を吹き出してうろたえ、思わずスマホを床に投げ出した。

「レオっ!アンタ、とりあえず上手くいった事にして出なよ…!」
「そうよ!怪しまれるわっ!」

マキと純がレオにそう迫るが、

「い、いや…作戦も失敗しちまったし…アンディさんの事も喋っちまった…ってか、もうアンディさんとは手を切りたい…!音楽も止める…俺、田舎で親戚のホームセンターにでも就職でもするよ…だから、もう…無関係だっ!」

レオは鳴り続けるスマホを置いて逃げ出そうとした。
エマはそんなレオの腑抜けた様子に、悲しげに目を逸らした。

「アンタっ…ヤケ起こしてんじゃないよ…!」
「エマだって覚悟決めてんのに…だらしないっ!」
「イイんだっ…だらしなくて結構だよぉっ…!」

通路でレオがマキと純と揉み合いになっていると…

「もしもしっ!私はひなた店長ですっ…!」
「あっ…!」
「ちょっ…バカっ!」

なんと、ひなたが電話に出てしまったのだ。
するとアンディは、マンションの窓から夜景を眺めながらマッチョな身体をピクリ…と震わせた。

「ほう…君が電話に出る…という事は…」
「そうだよっ!エマちゃんもレオ君もぜぇんぶ吐いちゃったよっ…!」
「そう…そうかぁ…ふふっ…」
「ネットの記事も見た!どういうつもりっ…!」

しばし沈黙したアンディはテーブルの上からブランデーの入りのグラスを手に取ると、わずかに口に含んだ。

「…レオがしくじっても『18歳未満の客に本番強要』っていう決定的な記事は出せる…証拠もある…それだけでも警察はより一層お前らに目を付けるだろうな…」
「いったい何が目的なの?鼻折られた恨みっ…?」

アンディは、「クククっ…」と腹の底から可笑しそうに笑った。
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