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熱血!風俗嬢
第7章 熱血の7、キスだけでイカせちゃうもんっ!?
「鼻なんかどうでもイイ…そんな事より…」
「そんな事より…何っ…?」
「ひなた店長さんよ…俺の女になれよ…俺だけのモノに…なぁ?」

ひなたは神妙な顔でしばし沈黙し、一同はひなたの様子を固唾を飲んで見守った…。

「もし…私がアンディさんの女になったら…あの記事取り下げてくれる…?」
「もちろんだ!あの記事は店を潰してお前を手に入れるために書かせたんだからな…」
「分かった…じゃあ私、アンディさんの女になるよっ!」
「えぇっ…?」
「ちょっ…ひなたっ!」

そう宣言したひなたは自分の個室へ駆け込むと、光のスピードで私服の白ワンピースとデニムのジーンズに着替え、

「アンディさんのとこ行ってくるっ!」
「えっ…」
「待ちなさいっ…!」
「ひなた店長っ…!ちょっ…待ってっ!」
「住所言って!今からそっち向かうから…」

マキや純が止める間もなく、レオのスマホを持ったまま店から飛び出していった。

「あのバカ…!いきなり行くかなぁ…」
「なんでアイツはいつも…勢い任せで行動すんのよぉ…?」

呆れるマキと純に、らいむが焦った様子で言った。

「あの、勘なんだけど…アンディ、もしひなたを手に入れても…約束守らない気がする…」
「私もそう思う…」
「それにひなた、アイツに殺されるかも…」
「えぇっ…?」
「殺される…まで行かなくてもすごい酷い事されちゃう気がする…アンディってそういう奴だから…」
「ひなた、前にアンディに顔パンパンに腫らされたもんね…」
「多分、店もひなたも潰す気だよ…」
「どうしよう…」

一同が緊迫した様子で対策を講じていると、レオがフラフラと立ち上がった。

「アンディさん…自分の鼻とプライドをグチャグチャにしたこの店とひなたさんを…両方ブっ潰す!ってずっと言ってたんだ…」
「やっぱりっ…!」

さらにレオの背後からエマが顔を出した。

「あたしにもソレ言ってた!特にひなた店長は…絶対に許さないって…!」

マキはレオの顎をグイッ…と掴んで顔を強引に上げさせた。

「アンディってどこにいんのっ?アンタ知ってるんでしょうっ…!?」
「西武学園駅前のタワマンの最上階っ!」

すると間髪入れずにエマがそう答え、

「あのっ、あたし…責任取ってアンディ殺すから…!刺し違えてでも…」

レジカウンターの中にあるカッターナイフを握り締めて出入り口へ走った。
すると…
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