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熱血!風俗嬢
第7章 熱血の7、キスだけでイカせちゃうもんっ!?

「もうっ…ひなたってばぁ…」
「お店のために使うってんなら…イイか…」
「だねっ」
そして、アンディがらいむに謝罪のハグをしようと近付いた、瞬間…!
ガチャッ…!
「あ…」
「はっ…!」
「えっ…?」
なんと、逮捕されていたはずの「元」店長がリビングのドアを開き、相変わらずの大柄でメタボな姿をヌっ…と現した。
「元」店長はらいむに近付くアンディの姿を見るなり、ただでさえ人相の悪い顔をさらに沈着させながらアンディの側へ迫ると…
「店長っ!違うのっ…もうアンディさんはっ…」
「あのっ…らいむはもう…」
「キャっ…!」
「ブフヘェェっ…!」
ひなたとマキの瞬時の説得も虚しく、鉄球のような巨大な拳でアンディの鼻っ柱に強烈なストレートを見舞った…。
勢いよく吹き飛ばされたアンディは後頭部を壁にしたたかに打ち付け、口からボタボタ…と血を流しながらソファの上に崩れ落ちて気を失った。入れ直したばかりのアンディの上下の前歯は再び全て抜け落ち、黒いフェイスガードの鼻の部分は顔の中央に深くめり込んでいた…。
「山ちゃんに聞いて来たんだけど、ひなた…違うって何が?」
「ってか店長…いつの間に出て来たのっ?!」
先日アンディを殴って自首した「元」店長だったが、アンディの行為にも行き過ぎがあった事と正当防衛の可能性もあると検察官に判断され、つい先刻、一時的に釈放されたばかりなのだという。
そしてひなたがアンディが改心した顛末を説明すると、「元」店長はボリボリと頭を掻きながら呆れ顔で言った。
「ひなた…それがお前のイイとこなんだけどなぁ…人に甘すぎんだよ」
「はい…ゴメンちゃい…」
エマはこの場から消え入りたいような気まずさに耐えられずに下唇をギュっ…と噛み締め、爪が手のひらに喰い込む程に拳を強く握り締めた。
「コイツが改心したかどうかは知らんが、人には罰ってヤツが必要なんだ。身体と心にしっかり刻まれる罰ってヤツが…」
そう言いながら「元」店長はレオの顔を見据えると、
「ひっ…ひぃぃっ…!」
レオはか細い悲鳴を上げ、腰を抜かしてその場にへたり込んだ。
「人ってのはな、罰が無いと心のどこかでまた邪な心が騒ぎはじめちまうもんなんだ…」
「元」店長はジリジリとレオの目の前まで迫った。
すると、エマがすかさず間に入った。
「お店のために使うってんなら…イイか…」
「だねっ」
そして、アンディがらいむに謝罪のハグをしようと近付いた、瞬間…!
ガチャッ…!
「あ…」
「はっ…!」
「えっ…?」
なんと、逮捕されていたはずの「元」店長がリビングのドアを開き、相変わらずの大柄でメタボな姿をヌっ…と現した。
「元」店長はらいむに近付くアンディの姿を見るなり、ただでさえ人相の悪い顔をさらに沈着させながらアンディの側へ迫ると…
「店長っ!違うのっ…もうアンディさんはっ…」
「あのっ…らいむはもう…」
「キャっ…!」
「ブフヘェェっ…!」
ひなたとマキの瞬時の説得も虚しく、鉄球のような巨大な拳でアンディの鼻っ柱に強烈なストレートを見舞った…。
勢いよく吹き飛ばされたアンディは後頭部を壁にしたたかに打ち付け、口からボタボタ…と血を流しながらソファの上に崩れ落ちて気を失った。入れ直したばかりのアンディの上下の前歯は再び全て抜け落ち、黒いフェイスガードの鼻の部分は顔の中央に深くめり込んでいた…。
「山ちゃんに聞いて来たんだけど、ひなた…違うって何が?」
「ってか店長…いつの間に出て来たのっ?!」
先日アンディを殴って自首した「元」店長だったが、アンディの行為にも行き過ぎがあった事と正当防衛の可能性もあると検察官に判断され、つい先刻、一時的に釈放されたばかりなのだという。
そしてひなたがアンディが改心した顛末を説明すると、「元」店長はボリボリと頭を掻きながら呆れ顔で言った。
「ひなた…それがお前のイイとこなんだけどなぁ…人に甘すぎんだよ」
「はい…ゴメンちゃい…」
エマはこの場から消え入りたいような気まずさに耐えられずに下唇をギュっ…と噛み締め、爪が手のひらに喰い込む程に拳を強く握り締めた。
「コイツが改心したかどうかは知らんが、人には罰ってヤツが必要なんだ。身体と心にしっかり刻まれる罰ってヤツが…」
そう言いながら「元」店長はレオの顔を見据えると、
「ひっ…ひぃぃっ…!」
レオはか細い悲鳴を上げ、腰を抜かしてその場にへたり込んだ。
「人ってのはな、罰が無いと心のどこかでまた邪な心が騒ぎはじめちまうもんなんだ…」
「元」店長はジリジリとレオの目の前まで迫った。
すると、エマがすかさず間に入った。

