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熱血!風俗嬢
第7章 熱血の7、キスだけでイカせちゃうもんっ!?
実は『七人の女神たち』は中傷記事が出た後の3日間、客がトラブルに巻き込まれないようにと臨時休業していたのだ。
ひなたは「それでもお店開けるっ!」と意気込んだものの、他のキャストたちに徹底的に徹底的な説得を受け、「分かったよぉ…」と根負けして臨時休業に至ったのだ。

「いやぁ…このまま店閉まっちまうんじゃないかって思ったぜぇ?」
「玉さぁん!嬉しいっ…!ありがとう…」

珍しくマキがはしゃいだ感じで出迎えると、玉さんは照れくさそうに笑いながらボリボリ…と頭を掻いた。

「じゃあ…久しぶりにいっぱい虐めてあげるから…行こっ?」
「お、おうっ…」

だが前日の夜に、アンディが約束していた中傷記事に対する謝罪・訂正記事が掲載されたため、ひなたは即座に営業再開を決めたのだ。

「おぉっ、嬢ちゃん!元気にしてたかぁ…?」
「こんにちは。早速来て頂いてありがとうございます」

ハブさんを出迎える美春の顔は普段通りの無表情ながら、かすかにほころんでいるようにも見えた。

「心配したんだぜぇ?何か、妙な噂が立ってたからよぉ…」
「ご心配なく。私は、頼まれても誰とも本番なんかしませんから」
「ちょっとぉ!私は…じゃなくてみんなでしょうっ?私だって本番なんかしないわよっ!」
「でも…あの方は純さんと本番したいって思ってるかも」

すると、アキトが待合室のカーテンの隙間から顔を出して純に手を振っていた。

「あぁっ…アキトさぁん!こないだはゴメンね…お尻大丈夫…?」
「もう大丈夫だよ…昨日病院で完治だって言われたから」
「あぁん…ホントにゴメンねぇ…」

美春がハブさんを個室に案内する中、純はアキトに歩み寄って手を取った。
その時…

「こ、こんちわ…」
「ああぁっ!ご、ご無沙汰っスっ!」

山ちゃんがそう声をあげると、出入り口からボンちゃんが気まずそうに顔を出した。

「ボンさん…!」
「大木さんっ…!」

純が驚いた様子でボンちゃんの方を振り向いた。
ボンちゃんは大きな紙袋を山ちゃんに渡すと、深く頭を下げた。

「この度は…アンディさんみたいなヤバい人紹介しちゃって…本当に申し訳ないですっ…!」

すると、

「ボンちゃん…もう来てくれないと思ったよ!」

らいむがレジカウンターの前までボンちゃんを出迎えた。

「だ、誰っ…?」

ボンちゃんは、キョトンとした顔で純に訪ねた。
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