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熱血!風俗嬢
第7章 熱血の7、キスだけでイカせちゃうもんっ!?

「あっ…!」
ドアの前にアキナがオドオド…とした表情で立っていた。
「何?」
「あ、あのっ…私っ…」
「用件あんならさっさと言ってよ…」
「昨日は…ブっちゃってゴメンナサイ…」
「いえ…全部あたしが悪いんで…」
エマがアキナを避けて個室を出ようとすると、
「ま、待って…」
咄嗟にアキナはエマの腕を掴んだ。
「痛いんだけど…」
「ゴメンっ…なさい…」
アキナは慌てて腕を話すと、訝しげな目線を浴びせるエマに真っ直ぐな目で言った。
「思い詰めないでね…」
「はぁ?どういう意味…?」
「何ていうか、思い詰めた行動だけは控えて欲しいの…」
エマは薄笑いを浮かべながら、アキナの目をジっ…と見据えた。
「チっ…!アンタ、ボーッとしてるフリして結構人を良く見てんじゃん…」
「私、あなたくらいの娘がいて…でも、元旦那に親権取られてほとんど会えてないんだけど…」
「ふぅん…母親が親権取られるなんてよっぽどだねぇ…」
「その、よっぽどの事をやらかしたの…私、バカだから…でもね、その分…娘くらいの子の事はどうしても気になって見ちゃうの…」
アキナはそっとエマの手を握った。
「エマちゃんは騙されちゃった側だし…それにまだ若いし…私と違ってやり直せる年齢だから…だから…」
「だから…?」
「罰を受ける必要なんて無い…!どうせ思い詰めるくらいなら…思いっ切りヤケ起こしちゃった方が良いと思うの…エマちゃん、今までもそうやって生きてきたんでしょっ?」
エマはひとつ大きくため息をつくと、
「何なんだよアンタ、言ってる事がメチャクチャじゃんかよぉ…ま、あたしの親もオバサンくらいバカだったら良かったのになぁ…」
「あ…」
何かを思い立ったようにベッドの上のスマホとメモ書きを手に取り、店の出入り口へと力強く歩いていった。
エマは心配そうに背中を見つめるアキナを振り返る事なく、
「山ちゃん、あたし急に生理来たんで一旦帰ります」
「えっ?あ、そうっスか…」
颯爽と店を出ていった。
ドアの前にアキナがオドオド…とした表情で立っていた。
「何?」
「あ、あのっ…私っ…」
「用件あんならさっさと言ってよ…」
「昨日は…ブっちゃってゴメンナサイ…」
「いえ…全部あたしが悪いんで…」
エマがアキナを避けて個室を出ようとすると、
「ま、待って…」
咄嗟にアキナはエマの腕を掴んだ。
「痛いんだけど…」
「ゴメンっ…なさい…」
アキナは慌てて腕を話すと、訝しげな目線を浴びせるエマに真っ直ぐな目で言った。
「思い詰めないでね…」
「はぁ?どういう意味…?」
「何ていうか、思い詰めた行動だけは控えて欲しいの…」
エマは薄笑いを浮かべながら、アキナの目をジっ…と見据えた。
「チっ…!アンタ、ボーッとしてるフリして結構人を良く見てんじゃん…」
「私、あなたくらいの娘がいて…でも、元旦那に親権取られてほとんど会えてないんだけど…」
「ふぅん…母親が親権取られるなんてよっぽどだねぇ…」
「その、よっぽどの事をやらかしたの…私、バカだから…でもね、その分…娘くらいの子の事はどうしても気になって見ちゃうの…」
アキナはそっとエマの手を握った。
「エマちゃんは騙されちゃった側だし…それにまだ若いし…私と違ってやり直せる年齢だから…だから…」
「だから…?」
「罰を受ける必要なんて無い…!どうせ思い詰めるくらいなら…思いっ切りヤケ起こしちゃった方が良いと思うの…エマちゃん、今までもそうやって生きてきたんでしょっ?」
エマはひとつ大きくため息をつくと、
「何なんだよアンタ、言ってる事がメチャクチャじゃんかよぉ…ま、あたしの親もオバサンくらいバカだったら良かったのになぁ…」
「あ…」
何かを思い立ったようにベッドの上のスマホとメモ書きを手に取り、店の出入り口へと力強く歩いていった。
エマは心配そうに背中を見つめるアキナを振り返る事なく、
「山ちゃん、あたし急に生理来たんで一旦帰ります」
「えっ?あ、そうっスか…」
颯爽と店を出ていった。

