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熱血!風俗嬢
第8章 熱血の8(最終回)、熱血に再点火っ!風俗嬢エリート化計画!?

「うぐぅっ…刑事さん「元」店長と古い知り合いなんでしょっ…?だから…こんな形ででもお店を守ろうとしてくれたんでしょっ?グシュっ…」
「え、そうなの…?」
「うん…「元」店長から聞いた事あったの…」
「私も…聞いてたわ…」
純は溜息混じりにそう言うと、長い髪を物憂げにかき上げた。
町山は再び、低く厳しい口調でゆっくりと話しはじめた。
「私はね、元々はアイツのファンだったんだ…なぁ?山ちゃん」
「あ、はい…「元」店長がボクサー時代からの…」
「アイツは日本では数少ないヘビー級の世界ランカーで、テクニックは無いが一発で試合をひっくり返すような圧倒的なパンチ力が魅力なボクサーだったんだ…」
「テクニックは無いけど圧倒的なパンチ力って…」
「だから…アンディも一発であんな風に…」
「しぃっ…!」
「でも、世界戦まであと2勝って時に…アイツが入れ込んでた風俗嬢が客に暴力を振るわれて…ヤっちまったんだよ…一発こう、顔をな…」
「「元」店長の一発…」
「怖っ…!」
「引退に追い込まれたアイツが逮捕勾留されたのが私の署だったんで、それからの付き合いになるんだ…」
すると山ちゃんが焦れた様子で話しはじめた。
「…「元」店長が入れ込んでたキャストって、ウチの店の子だったんっス…俺がココでバイトし始めた頃の事なんスけど…」
「もしかして…それが縁で「元」店長、ウチで働き出したとか…?」
「そうっス。「元」店長、すぐにキャストさん達の信頼を得て、問題ある客もどんどん寄り付かなくなった事もあって、すぐに店長に昇格したんス…」
「そう、だから…!私はアイツが第二の人生を踏み出したこの店を…出来るだけ守ってやりたかったんだ…」
「そうだったんだ…」
「アイツは、ドロップアウトした自分と重ねて…君らが出来るだけ働きやすい店作りを目指してた…」
「だから「元」店長、箱ヘルにこだわってたのかな…」
純がそう漏らすと、町山は深く頷いた。
「自分の目の届く場所で君らを働かせたかったようだ…ま、そのおかげでアイツは私らの厄介になりっぱなしだったんだけどな」
ひなたは突然顔を覆うと、嗚咽しはじめた…。
「あうっ…あぁっ…わ、私もみんなが働きやすいようにって…みんなが抱えてる事情を乗り切れるようにって頑張ったんだけど…でもっ…でも…「元」店長から預かった店を…守れなかったぁぁぁ…ああぁ~っ…!」
「え、そうなの…?」
「うん…「元」店長から聞いた事あったの…」
「私も…聞いてたわ…」
純は溜息混じりにそう言うと、長い髪を物憂げにかき上げた。
町山は再び、低く厳しい口調でゆっくりと話しはじめた。
「私はね、元々はアイツのファンだったんだ…なぁ?山ちゃん」
「あ、はい…「元」店長がボクサー時代からの…」
「アイツは日本では数少ないヘビー級の世界ランカーで、テクニックは無いが一発で試合をひっくり返すような圧倒的なパンチ力が魅力なボクサーだったんだ…」
「テクニックは無いけど圧倒的なパンチ力って…」
「だから…アンディも一発であんな風に…」
「しぃっ…!」
「でも、世界戦まであと2勝って時に…アイツが入れ込んでた風俗嬢が客に暴力を振るわれて…ヤっちまったんだよ…一発こう、顔をな…」
「「元」店長の一発…」
「怖っ…!」
「引退に追い込まれたアイツが逮捕勾留されたのが私の署だったんで、それからの付き合いになるんだ…」
すると山ちゃんが焦れた様子で話しはじめた。
「…「元」店長が入れ込んでたキャストって、ウチの店の子だったんっス…俺がココでバイトし始めた頃の事なんスけど…」
「もしかして…それが縁で「元」店長、ウチで働き出したとか…?」
「そうっス。「元」店長、すぐにキャストさん達の信頼を得て、問題ある客もどんどん寄り付かなくなった事もあって、すぐに店長に昇格したんス…」
「そう、だから…!私はアイツが第二の人生を踏み出したこの店を…出来るだけ守ってやりたかったんだ…」
「そうだったんだ…」
「アイツは、ドロップアウトした自分と重ねて…君らが出来るだけ働きやすい店作りを目指してた…」
「だから「元」店長、箱ヘルにこだわってたのかな…」
純がそう漏らすと、町山は深く頷いた。
「自分の目の届く場所で君らを働かせたかったようだ…ま、そのおかげでアイツは私らの厄介になりっぱなしだったんだけどな」
ひなたは突然顔を覆うと、嗚咽しはじめた…。
「あうっ…あぁっ…わ、私もみんなが働きやすいようにって…みんなが抱えてる事情を乗り切れるようにって頑張ったんだけど…でもっ…でも…「元」店長から預かった店を…守れなかったぁぁぁ…ああぁ~っ…!」

