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熱血!風俗嬢
第8章 熱血の8(最終回)、熱血に再点火っ!風俗嬢エリート化計画!?

すると常にクールな鉄面皮だった美春の目は途端に紅く染まり、涙がジワリ…と滲んだ。
美春の涙につられたらいむも顔を歪めてポロポロ…と涙を流しはじめると、
「わっ、私もっ!ひなたのおかげでもっと…自分らしく振る舞ってイイんだって思えて…すっごく楽になったのぉっ…!」
そう言ってたまらず美春に抱きついた。
「らいむぅぅぅ…!」
「ああぁ、マキさぁんっ…!」
すると、感極まったマキが長い腕を広げてらいむに覆いかぶさると、らいむはマキの身体を引き寄せるように腕を絡めた。
「私もっ…ひなたが店長じゃなかったら風俗で働くなんてきっと出来てなかったっ…!うあぅっ…私、なかなかプライドが捨て切れなくて…でもひなたに“マキさんらしく”って言われて…すごく救われたんだぁぁ…」
そう吐き出すマキに、思わずアキナが顔を歪めてしがみついた。
「私っ…今までずっと何やってもダメだったのに…それでもイイんだって開き直れたのはマキさんのおかげなのぉっ…!私はマキさんに救われた…自分らしさを見つけられたんだから…!」
こうしてキャスト一同が涙ながらに抱き合っている様子を、エマは外巻きに見つめていた。
閉店の原因を作った自分はこの抱擁に加わる資格はない…。
そう思い、出入り口のドアに足が向こうとしていたが…
(おいでっ!)
泣き崩れながらもアキナがエマに視線を送り、声を出さずに手招きした。
するとエマの大きな目からも涙がボロボロと溢れ出し、
「ゴっ、ゴメンナサイっ!みんなっ、本当にゴメンナサイィィっ…!」
抱擁に加わると、喉が千切れんばかりにそう叫んだ…。
「みっ、みなさぁん…!最後くらいは笑顔でいきましょうよぉっ!ま、また…店を再開出来るかもしれないんっスから…笑顔でさぁっ…!」
山ちゃんが顔をクシャクシャに歪めて滝のような涙を流しながら、レジカウンターの中からフラフラと出てきた。
「ブッ…!何が笑顔でよぉ?山ちゃんがいっちばん泣いてんじゃんっ!」
「ってか山ちゃん…泣くといっそうブサイクだよね…」
「ホントだ、キモぉい」
「マキさん純さん、顔は関係無いでしょっ…!あと美春ちゃん、キモいは言い過ぎっ!」
山ちゃんがそう突っ込むと、キャスト一同は涙を流しながら大いに笑った。
「あぁっ!そうだっ…!」
美春の涙につられたらいむも顔を歪めてポロポロ…と涙を流しはじめると、
「わっ、私もっ!ひなたのおかげでもっと…自分らしく振る舞ってイイんだって思えて…すっごく楽になったのぉっ…!」
そう言ってたまらず美春に抱きついた。
「らいむぅぅぅ…!」
「ああぁ、マキさぁんっ…!」
すると、感極まったマキが長い腕を広げてらいむに覆いかぶさると、らいむはマキの身体を引き寄せるように腕を絡めた。
「私もっ…ひなたが店長じゃなかったら風俗で働くなんてきっと出来てなかったっ…!うあぅっ…私、なかなかプライドが捨て切れなくて…でもひなたに“マキさんらしく”って言われて…すごく救われたんだぁぁ…」
そう吐き出すマキに、思わずアキナが顔を歪めてしがみついた。
「私っ…今までずっと何やってもダメだったのに…それでもイイんだって開き直れたのはマキさんのおかげなのぉっ…!私はマキさんに救われた…自分らしさを見つけられたんだから…!」
こうしてキャスト一同が涙ながらに抱き合っている様子を、エマは外巻きに見つめていた。
閉店の原因を作った自分はこの抱擁に加わる資格はない…。
そう思い、出入り口のドアに足が向こうとしていたが…
(おいでっ!)
泣き崩れながらもアキナがエマに視線を送り、声を出さずに手招きした。
するとエマの大きな目からも涙がボロボロと溢れ出し、
「ゴっ、ゴメンナサイっ!みんなっ、本当にゴメンナサイィィっ…!」
抱擁に加わると、喉が千切れんばかりにそう叫んだ…。
「みっ、みなさぁん…!最後くらいは笑顔でいきましょうよぉっ!ま、また…店を再開出来るかもしれないんっスから…笑顔でさぁっ…!」
山ちゃんが顔をクシャクシャに歪めて滝のような涙を流しながら、レジカウンターの中からフラフラと出てきた。
「ブッ…!何が笑顔でよぉ?山ちゃんがいっちばん泣いてんじゃんっ!」
「ってか山ちゃん…泣くといっそうブサイクだよね…」
「ホントだ、キモぉい」
「マキさん純さん、顔は関係無いでしょっ…!あと美春ちゃん、キモいは言い過ぎっ!」
山ちゃんがそう突っ込むと、キャスト一同は涙を流しながら大いに笑った。
「あぁっ!そうだっ…!」

