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熱血!風俗嬢
第8章 熱血の8(最終回)、熱血に再点火っ!風俗嬢エリート化計画!?
「よぉぉしっ…!私…絶対にマキさんとらいむちゃんを議員にしてみせるっ!そんで、世の中の風俗嬢みんなをもっともっと幸せにするんだぁっ!そして………いつか『風俗王』になってみせるっ…!やるぞぉぉっ!」

ひなたはハッキリと口に出してそう誓うと、雑居ビルのシミだらけの天井に短い腕を高らかに掲げた…!

「ねーねー、選挙ポスターの写真ってどうする?何持つっ?」
「え?持つって…何を…?」
「えっとぉ…バイブ…?ディルド…?それともアナルパール…?ポーズはどうするぅ…?」
「持たないよっ!そんなの…」
「もう…何考えてんのよ…?」
「だったらぁ…性見放送でどんな事言う?私、何か考えようかっ…?」
「性見放送じゃないっ!政見放送だってば…?」
「もう、ひなたに考えさせたら何言わされるか分かったもんじゃないわね………」

そうはしゃぎまくるひなたの様子を、アンディは柔らかな笑みを浮かべながら眺めていた。

(…社会にはああいう子が必要だし…ああいう子を排斥する社会はダメだ…ひなた、俺はお前をきっと『風俗王』に仕立て上げてやる…それが俺の、せめてもの風俗嬢への恩返しだ…)


…それから数日後、町山刑事から『七人の女神たち』への内偵捜査の中止の決定と、近日「元」店長が釈放される見込みだという連絡が入り、キャスト一同と山ちゃんはあくせくと営業再開の準備に勤しんだ。
それからさらに一週間後…

「いらっしゃいませ~っ!ご来店ありがとうございまっス~っ!いらっしゃいませぇっ!」

ようやく『七人の女神たち』は営業を再開し、

「ご予約のお客様は順次ご案内致しますっ!フリーのお客様はその後のご案内になりますのでしばしお待ちくださぁい~!」

開店時間になると常連客をはじめ多くの客が押し寄せ、店の外の雑居ビルの階段にまで行列が出来るほどだった。
レジカウンターの前には、

【議員センセイとHな事が出来ちゃう…??目指せ!業界初、現役風俗嬢議員キャンペーン!】

と七色のチョークを使って書かれた黒板が置かれていた。
そして、ひなたは…マキは…らいむは…純は…美春は…アキナは…エマは…
それぞれの思いを胸に、久しぶりの勤務に就いたのだった。

「わぁ~っ!久しぶりっ…!来てくれてありがとうっ!嬉しいっ…もう、いっぱい気持ち良くしてあげちゃうんだからぁ…ふふっ…!」


『熱血!風俗嬢』おしまい。
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