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熱血!風俗嬢
第2章 熱血の2、技巧VS熱血、官能バトル!?
「じゃあ、マキさんは玉さんを、らいむちゃんはボンちゃんをよろしくねっ!」

マキとらいむにそう声をかけた。
マキは緊張のあまり顔から汗を吹き出しながら、

「マっ、マ…マキと申します…よ、よろしくお願いしっ…します…」

震えながら玉さんと腕を組み、らいむは真顔で淡々と、

「らいむです、よろしくお願いします」

と自己紹介するとボンちゃんのふくよかな手を握った。
玉さんは緊張し切ったマキにニコニコ…と父親のような笑みを向け、ボンちゃんは落ち着き払ったらいむにニヤニヤ…とスケベそうな笑みを向けた。

「じゃっ、2人ともよろしくねっ!」

そしてマキとらいむはそれぞれ与えられた個室に、“1本目”の客とともに入っていった。
マキは不安げにひなたを一瞬振り向くと、そっと静かにドアを閉めた…。


それから約1時間後。

「うっ…うぅ、ゴメンなさい…本当に申し訳ないですぅ…」
「イイって事よ!泣くな!マキちゃんよぉ!」

マキは玉さんに肩を抱かれ、嗚咽しながら個室から出てきた。

「マキさん…どうしたんスかっ…?」

山ちゃんがマキに駆け寄った瞬間、

「マキさぁんっ…!大丈夫っっっ…?」

ひなたが接客中の個室から全裸で飛び出してきた。

「ちょっとひなた店長っ!接客中でしょうにっ!」

山ちゃんがひなたの個室でペニス丸出しであ然としている客に謝ってドアを閉めると、全裸のひなたに慌ててバスタオルを巻いた。

「マキさんっ!玉さんに何か変な事されたんだねっ!玉さん変態だからいきなり赤ちゃんプレイとかさせられたんでしょっ?」
「おぉい、ひな千代っ…いくら俺が変態だからってまっサラの新人さんにンなこたぁしねえって!」

すると、嗚咽を噛み殺しながらマキが口を開いた。

「ち…違うの、ひなた…私が悪いの…私、何も出来なかったの…」
「え?何にもって…どういう事?」
「本当に…何にも…」

実は、マキはシャワーに向かう際に玉さんの全裸を見るなり貧血を起こしてしまったという…。
その後どうにか気を取り直して玉さんのペニスを愛撫しようとしたり、乳首を責めようと試みたものの、その度に貧血を起こしてしまい…玉さんの温情もあって時間までベッドで横になっていたというのだ。

「わ、私…男性経験もそんなに多くなくて、何より明るい所で男性の…その…アレを見た事があんまり無かったもんで…」
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