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熱血!風俗嬢
第2章 熱血の2、技巧VS熱血、官能バトル!?
「マキさん!気にしなくてもイイんだよっ!玉さんのオxンxンって本当に真っ黒でいびつだし、初めて見たら誰でもビックリしちゃうと思うからっ!」
「おいおいっ!俺のチxコのせいかよぉっ!」

しかし、マキの言い訳は嘘だった…。
借金返済のためにと覚悟を決めて飛び込んだ風俗であったが、これまでマキは心から愛した男としか交わった事がなく、さらについ1年前までは敏腕美人プロデューサーとして周囲にチヤホヤされていた身であり…
そんなプライドを棄て切れず、見知らぬ客のペニスを目にした途端に自身の置かれている状況の過酷さに耐え切れなくなり、絶望のあまり貧血を起こしてしまった…。
さらに、ひなたの愛情過多な接客スタイルへの強迫観念もあり、ついに時間内に立ち直る事無く初の接客が終わってしまったのだ。
すると別の個室から、

「メッチャ楽しかったよ~っ!らいむちゃんって超最高~っ!」

ボンちゃんがご機嫌な様子でらいむの肩を抱きながらで出てきた。
らいむとのプレイの余韻に未だ浸っていたボンちゃんは、スケベっぽくニヤケながらひなたに訊ねた。

「ねぇひなp、らいむちゃんってホントに風俗初めてなの~?」
「そうだよ、らいむちゃん風俗初めてだよねっ?」
「うん、でも私…男の人に気持ち良くなってもらうのってそもそも好きだから、結構楽しかった…!」
「………」

…マキはつつがなく業務を終えたらいむに対して焦りを隠せず、いっそう気分は沈み込んだ。

「マキさん…どうしたの?」
「あ…らいむちゃん、私…ちょっとしくじっちゃって…さ…」
「そうなの?」

するとらいむは、三角の穴開きチーズに顔の書かれたキャラクターのキーホルダー付き人形をマキの顔先に差し出すと、突然甲高いアニメ声で、

「おいっ!腐るんじゃねぇぞ…熟成しろよっ!」

と言って、チョンチョン…とマキの顔の上を歩かせるようにして慰めた。
すると、マキは一瞬にして目を吊り上がらせ…バシッ…!とらいむの手から人形を叩き落とし、

「ふざけんなっ!そんなモンこの私に近づけてっ…アンタ、私を舐めてんのかっ…?!」

そう激昂した…。

「あっ…ゴメン…なさい…」
「あーっ!俺のチー坊っ…!コレ、ウチの社イチオシのキャラなのにっ…」

らいむは慌ててマキに謝り、ボンちゃんは落ちた人形を拾おうとした。
するとマキは「はっ…」と我に返り、
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