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熱血!風俗嬢
第2章 熱血の2、技巧VS熱血、官能バトル!?
「そうだよっ!私、マキさんが隠れドSだってすぐ分かったんだっ!」
「そうなんスかっ…?」
「うん!私の接客を見学してた時にマキさん、多分感じちゃったのか左のオッパイ触りながら何か凶悪な顔してたんだよっ!」

ひなた達がそんな会話を交わしていると…

「うぐっ…んっ…!あうっ!おおおっ…」
「わっ…!うわぁっ…!」

玉さんのペニスから大量の精液がビュビュビュっ!と噴き出した…!
瞬間、マキは我に返ったようにキョトンとして固まった。

「マキさんっ!おめでとうっ…!」

ひなたが駆け寄って抱きつくとマキはベッドから降り、そのままストン…と床にへたり込んでしまった。

「あぁ…ひなた、私…私っ…!」
「マキさんっ?」
「私…途中から訳が分からなくなっちゃって…でも、一方では妙に頭の中が鮮明で…それがなんだか怖くって…」

震える手でひなたの赤ん坊のようにぷっくりした手をキツく握ると、目からポロポロと大粒の涙をこぼした。

「私…自分にこんな部分があったなんて…全然知らなくって…今までこんな気分になった事なんて全然無くって…」
「マキさんっ!自分のスタイル見つかったじゃん!良かったねっ!」
「いやっ、ひなた…ダメなのっ…私、玉さんを責めてる時…玉さんの事を思いっ切り見下してたの…何ていうか、興奮しながら「このクソオヤジ!」なんて冷静に思ってたの…こんなの…ダメだよね…」

すると、頬を真っ赤に腫らした玉さんがベッドからムクリ…と起き上がった。

「いやよぉ…マキちゃん、最高だったぜぇ?俺みたいなドMはなぁ…虐められてんのが本気かどうか一発で分かるもんなんだよ…あれがイイんだよ…」
「そうっ!自分のスタイルを見つけたって、無理したり演技し過ぎてたら愛してもらえないもんなんだよ。私、マキさんの素に近いところで勝負して欲しかったのっ!」
「じゃあ、私…あんな感じで良かったの…?」

マキがそう不安げに漏らすと、ギャラリーからはパチパチパチ…と拍手が湧き起こり、客の中にはマキに熱視線を送りながらズボンの中のペニスを硬くしている者もいた。
接客を終えたらいむがギャラリーを掻き分けてマキの目の前に来ると、

「はい…」

キーホルダー付きの人形を渡した。

「あっ…らいむちゃん、ありがとう…昨日はゴメンねっ…ううっ…」

マキは顔をクシャクシャに歪め、ひなたとらいむの手を取った。
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