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熱血!風俗嬢
第3章 熱血の3、彼がお店に来ちゃったらっ…!?
「………」

客に助け起こされているらいむを一瞥すると美春はそのまま出入り口へと向かい、

「マネージャー、授業行くんで帰ります。お疲れ様です」
「あっ!お疲れッス…」

山ちゃんに小声でそう言って店を出ようとした。

「美春ちゃん、あのっ…」

そんな美春をひなたが呼び止めた。
クルリ…と美春が華麗に振り返ると、キャスト一同は勤務時とは違う美春の圧倒的な美貌に気押され、思わず後ずさった。
美春は作りたての水菓子のような瑞々しい唇を開いた。

「私…お客さんに評判悪いですよね?多分、そういう話ですよね?」

会話を完全に先回りされた上に、艶っぽく開け閉めされる美春の口元に淫靡さを覚えたひなたは、

「あっ…」

とわずかに声を漏らすのが精一杯だった。

「でも私、ちゃんと仕事はこなしてますよね?ひなた店長」
「あ…あのねっ…」
「私、感情がないんです、多分。じゃあ、失礼します」

美春は一方的にそう言うと店を出ていった。
ひなたはその場に崩れ落ちると、顔を真っ赤に上気させ…

「あっ…あはぁん…」

両手を股の間に挟み込んで身体をモジモジと揺すった。

「ひなた…!大丈夫?」

抱えて立たせようとするマキに、ひなたは抱き付くようにしがみ付いた。

「み、美春ちゃんが…」
「ひなた…どうしたのっ…?熱でもあるの…?」
「あんなに可愛くてキレイな美春ちゃんが…私の名前を覚えててくれたのぉ…ひなた店長って呼んでくれたのぉ…?はあぁっ…」

マキは拍子抜けのあまりひなたから手を離し、山ちゃんは大きくため息をついた。

「店長が悩殺されてどうするのよっ!シャンとしないと私が店長の座奪っちゃうわよ!もうっ!」

純は悔しげにひなたに激を飛ばした。
ひなたはレジカウンターのヘリに手をかけると、ゆっくりと立ち上がった。

「…でも、美春ちゃん…感情が無いなんてウソだよ…だって、感情が無かったらお客さんの評判が悪いかもとか、わざわざ『感情ない』なんて言わないもん…」
「そうだね…」
「確かに…」
「多分、美春ちゃん…メッチャ気遣いの子だよっ…美春ちゃんそのうち自分のスタイル見つけて…リピート率上がると思うんだけど…」

ひなたは未だ上気が冷めやらぬ様子でレジカウンターの中に入ると、

「山ちゃん、ちょっとどいて…何だか身体が熱くって…ちょこっとだけオナるから…」
「バカっ…!」
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