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熱血!風俗嬢
第3章 熱血の3、彼がお店に来ちゃったらっ…!?
「わ、私…付き合うとかそういうの良く分かんないし…好きって気持ちも実際のところ自分でも良く分かってなくて…とにかく色々とどうしたら良いか分かんないの…」
「あれぇっ?美春ちゃん、もしかして…今まで男の子と付き合った事…」
「な…無い…けど…」
「えええ~っ…!?こ、こんな可愛くて美人なのにっ…!?」

困り果てた表情でひなたから顔を背けた美春は、赤紫色の奇妙な柄が延々とループする壁紙をじっと見つめていたが、

「あのね…実は、私………」

ゆっくりした口調で語りはじめた。
…地方都市で母一人子一人の家庭に生まれた美春は、酒グセが悪く男にだらしない母親が家の中にその時々の恋人を引っ張り込むため、常にトラブルの耐えない環境で育った。そんなトラブル続きの日々と母親への反面教師から感情のコントロールを強く心掛けるあまり、美春は徐々に感情を失っていった…。
美春は中学生になるとファンクラブが出来るほど地元では有名な美少女となり、芸能プロダクションの人間がわざわざ学校の前までスカウトに訪れるほどだった。が、貧困から確実に脱却するため公務員を目指していた美春は芸能界に全く興味を示さず、友人も恋人も作らずに学費免除となる大学の推薦入学を目指して勉学に励んでいた。
そして成績優秀により大学に推薦入学を果たした美春だったが、急に事情が変わった。
母親が高収入者と結婚した事により学費免除が受けられなくなり、かと言って母親は美春の学費を払う事を拒否したのだ…。
これ以上実家で母親と同居しながら勉強する気力も無く、学費を稼ぎながら一人暮らしをして大学へ通わざるを得ず、

(それしかないか…)

美春は風俗に勤める道を選んだ。
しかしいくら感情を失っていた美春といえど、風俗に勤務する事に当然のように躊躇した。美春は風俗行きを決意しながらも、恋愛どころかセックスの経験が全く無かったのだ…。

(少なくとも処女は棄てておきたい…でも、どうしよう…)

美春は大学に入学すると、すぐに処女を棄てるべく行動に移した。

「それで私、大学でいちばん女慣れしてそうな同級生をおカネで買ったの」
「へえぇっ…?か…買ったぁ…?」
「そう…それがたった一回きりのセックスの経験で、もちろん気持ち良いとかそういう感覚もゼロで…」
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