この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
熱血!風俗嬢
第3章 熱血の3、彼がお店に来ちゃったらっ…!?
だが美春はトオルにそっと近づくと、手を取って柔らかい笑みを浮かべた。

「はいっ!こちらこそ、よろしくお願いします!」
「えぇ~っ…?」
「な、何でよぉぉぉっ…!」

そんな美春の返答にマキとひなただけではなく、ギャラリーもざわめいた…。

「勉強も仕事も忙しいので…私、そのくらいの距離感が理想だったんです!」
「で、でも…美春ちゃん…」
「イイんです。そもそも恋愛に溺れて勉強が疎かになるのは本末転倒だし、月2・3回トオル君に抱かれるんならかえって勉強にも仕事にも身が入るかと」

するとギャラリーからはパチパチパチ…と拍手が湧き起こり、ハブさんはじめ見物客からは、

「立派だぞっ!」
「頑張れっ…!」
「今度指名するからなっ!」

と、喝采が起きた。

「やっぱり美春ちゃんは美春ちゃんだね…急に感情がゼロに戻っちゃったみたいね…」
「でも良かったぁ!美春ちゃん、自分のスタイル見つけたみたいだし!」

美春はそっとマキに近づくと、

「マキさん…私、風俗と好きな人両方取れました。何だか私、変われる気がします!ありがとうございます」
「あ、そう…」

小声ながら力強い口調でそう言った。
こうして美春はトオルとセフレ契約(?)を結びながら『七人の女神たち』での勤務を継続する事となったが、接客の内容は相変わらず無味乾燥なままであったという。
だが、美春が凄まじい『ツンデレ属性』を秘めているという噂は客の間で巡り…その豹変っぷりを期待されてか、時にはひなたや純に迫る指名数を誇る事もあった。


そんな美春がギャラリーに見守られながら成長を見せたその頃…

「ほらぁ…早くしろよ…なぁっ…!」
「………」

らいむは気難しい客と対峙しており…
目いっぱいの作り笑顔を引き攣らせながら、どうして良いか分からずに立ち尽くしていた…。


『熱血の4、「NO」と言えない女の子!?』につづく。
/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ