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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?
「ちょっとっ!私らの日当払えないとか言うんじゃ無いでしょうねっ!」
「困るよっ…!今月の返済日もうすぐなのに…!」
「授業料の入金日も近いのに!」
「今晩お肉食べようって思って楽しみにしてたのにっ!」
「ちょっとひなたっ…アンタ店長でしょ?アンタの責任はないの…?」

それぞれ髪や服をもみくちゃにしながら言い合った。

「いやっ…ちょ…ちょっと待って下さいっ…!う、売上金とみなさんの日当は昨夜のうちに夜間金庫に入れてるから大丈夫っス…!ただ、釣り銭と小口現金入れてた手提げ金庫が無くなったんスよっ…」

山ちゃんがそう説明すると、

「なぁんだ…」
「じゃあ、イイや…」
「授業料が無事なら」
「あぁ、良かったぁ!」

一同はゾロゾロとそれぞれの個室へ戻ろうとした。だが、

「ちょっと待ってっ…!」

ひなたが声を上げると皆その場に留まった。

「山ちゃん、昨晩…私と一緒にお店閉めたよねっ…?」
「そうっス…ひなた店長と一緒に売上金数えて店閉めて、一緒に夜間金庫に売上金入れて別れたっスもんね…」
「で?今日お店開けたらもう…金庫無くなっちゃってたのっ…?」
「あ…えっとぉ………」

山ちゃんは、この日店を開けてから現在までの数10分間の記憶を辿った。

「まず店開けてブレーカー上げて…のタイミングでひなた店長が来て…んで、急に腹がグルっ…てきたんでトイレ行って…レジに戻ったら純さんとマキさんとらいむちゃんと美春ちゃんがもう来てて…そしたら、金庫が無い事に気が付いて…」
「えっ?じゃあ…山ちゃんがウxコしてるうちに店に入られて盗られたって事?山ちゃんの間抜けのせいじゃないのっ…?」
「山ちゃんのウxコ野郎!」
「あ…ううぅっ…返す言葉もございません…」

純と美春が山ちゃんにそう噛み付く中、マキはひなたに訊ねた。

「ひなたはその時どうしてたの…?誰か入って来たのとか見なかったの…?」

するとひなたはバツが悪そうな表情で、

「待合室でお弁当食べて…そのままお昼寝してた…ゴメンにゃさい…」
「バカぁぁっ…!」

そう言うとキャスト一同に叱られた。

「山ちゃんさん、あのカードって誰の?」

美春が、レジカウンターの中のカードホルダーにひとつだけ斜めに刺さっているタイムカードを指差した。山ちゃんはそのタイムカードを手に取った。
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