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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?

「あ、アキナさんのっスね…ってかアキナさん出勤されてるんスね…」
「アキナさんってあのオバさ…いや、熟女系の?」
「来てるの?今日の…今…?」
純は通路奥のアキナの個室までバタバタと走ると、すかさず開けた。
「あれ?いない…でも、電気は付いてる…」
「トイレは?」
「トイレにも誰もいないです!」
トイレまで走ったらいむがそう声をあげた。
アキナの個室の中から純が顔を出して叫んだ。
「待ってっ!アキナの個室のゴミ箱に鼻かんだっぽいティッシュがある…やっぱり来てるわ…アキナ…」
「…って事は…まさか…」
「俺が腹を下して…ひなた店長が居眠りしてるうちに…アキナさんが金庫を持って出た…とか…?」
一同は互いに顔を見合わせた。
「ちょっとっ!警察っ!警察に届けなさいよっ…!」
「まさか…お店の中でこんな事が起こるなんて…」
「つ…通報するんっスか…?」
「もうっ!私が通報するわっ!」
慌てて電話の受話器を取ろうとする純に、マキが言った。
「あのっ、純さん…部屋やタイムカードに思いっ切り痕跡残すような人がおカネ盗むとは思えないんですけど…そのアキナさんって方、コンビニに買い物に出てるだけとかじゃないんですか…?」
すると純は、途端に眉をひそめた。
「マキさんやらいむちゃんは入って日が浅いからアキナを良く知らないだろうけど…アキナはそんなポカしながらおカネを盗むとかしかねない奴なのよ…」
「もしかして…前にも何か盗った前科が…?」
「それはないけど、小さいトラブルが多い人で」
「アキナさんって店唯一の“熟女枠”なんでそれなりに指名はあるんっスけど…お客さまからのクレームがかなり多くて…」
「クレーム…?」
「そう…とにかく手際が悪くて…失言も多くて…その上逆ギレしたりとか…」
「お客さまが怒って途中で帰っちゃった事もあったよね」
まるでアキナが犯人だと確定したかのような空気の中、ひなたが口を開いた。
「待ってっ!警察にはまだ届けたくない…きっとアキナさん戻って来るから…少し待とうよっ!」
「何でっ…?カネ取った奴がわざわざ戻ってくる訳ないじゃない!」
「私、アキナさんを信じる…!戻って来るの信じるっ!」
「アンタねぇ…この世の中ってのはねタダでさえ騙し合いバカし合いの世界なのよ?風俗なんてそれに輪をかけたドロドロした…」
だがひなたは純の言葉を遮り、
「アキナさんってあのオバさ…いや、熟女系の?」
「来てるの?今日の…今…?」
純は通路奥のアキナの個室までバタバタと走ると、すかさず開けた。
「あれ?いない…でも、電気は付いてる…」
「トイレは?」
「トイレにも誰もいないです!」
トイレまで走ったらいむがそう声をあげた。
アキナの個室の中から純が顔を出して叫んだ。
「待ってっ!アキナの個室のゴミ箱に鼻かんだっぽいティッシュがある…やっぱり来てるわ…アキナ…」
「…って事は…まさか…」
「俺が腹を下して…ひなた店長が居眠りしてるうちに…アキナさんが金庫を持って出た…とか…?」
一同は互いに顔を見合わせた。
「ちょっとっ!警察っ!警察に届けなさいよっ…!」
「まさか…お店の中でこんな事が起こるなんて…」
「つ…通報するんっスか…?」
「もうっ!私が通報するわっ!」
慌てて電話の受話器を取ろうとする純に、マキが言った。
「あのっ、純さん…部屋やタイムカードに思いっ切り痕跡残すような人がおカネ盗むとは思えないんですけど…そのアキナさんって方、コンビニに買い物に出てるだけとかじゃないんですか…?」
すると純は、途端に眉をひそめた。
「マキさんやらいむちゃんは入って日が浅いからアキナを良く知らないだろうけど…アキナはそんなポカしながらおカネを盗むとかしかねない奴なのよ…」
「もしかして…前にも何か盗った前科が…?」
「それはないけど、小さいトラブルが多い人で」
「アキナさんって店唯一の“熟女枠”なんでそれなりに指名はあるんっスけど…お客さまからのクレームがかなり多くて…」
「クレーム…?」
「そう…とにかく手際が悪くて…失言も多くて…その上逆ギレしたりとか…」
「お客さまが怒って途中で帰っちゃった事もあったよね」
まるでアキナが犯人だと確定したかのような空気の中、ひなたが口を開いた。
「待ってっ!警察にはまだ届けたくない…きっとアキナさん戻って来るから…少し待とうよっ!」
「何でっ…?カネ取った奴がわざわざ戻ってくる訳ないじゃない!」
「私、アキナさんを信じる…!戻って来るの信じるっ!」
「アンタねぇ…この世の中ってのはねタダでさえ騙し合いバカし合いの世界なのよ?風俗なんてそれに輪をかけたドロドロした…」
だがひなたは純の言葉を遮り、

