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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?
「私…信じる!」

と真っ直ぐな目で言った。

「な、何でっ?何でアキナごときに何でそんな事言えるの…?」
「「元」店長が選んだ人だからっ…!」

一同が釈然としない表情で黙り込む中、マキが口を開いた。

「ね、ひなた…「元」店長ってが選んだっていっても、私なんか緊張でしどろもどろだったのにたった数分でテキトーに採用されたのよ…?」
「マキさん?「元」店長はあぁ見えてなかなか人を採用しなかったの!実は100人に1人くらいしか採らなかったの。テキトーに見えてテキトーじゃないのっ!」
「えっ…そうなの…?」
「だから私…信じるっ!今にもアキナさんフラッと戻って来るよ…」
「そうかなぁ…」
「ふんっ、どうかしら…」

すると…

「ああぁっ…!」

店の出入り口のドアから、薄汚れたチノパンとトレーナー姿のぽっちゃり体型の30代後半の女が、手提げ金庫を持ってゆっくりと入ってきた…。
女は分厚い唇を尖らせ、シジミのような小さい目に不機嫌さを滲ませながら、伸びっぱなしの黒のショートカットの前髪をフッ…と面倒臭そうに息で吹き飛ばした。

「あぁっ!金庫っ…!やっぱりアキナさん…金庫盗ってったんスねっ!」
「アンタっ!どの顔下げて戻ってきたってのっ…?」
「アキナさぁん!良かったぁ!戻って来てくれて…途中で気が変わったんだねっ!」
「ね、らいむ…あの人がアキナさん…だよね…?」
「確か…そう…」

アキナは一同を激しく睨み付けると…

「何なのよっ!その顔は…まるで私が金庫盗んだみたいじゃないのっ!」

そう声を荒げた。そして仏頂面で山ちゃんに金庫を差し出すと、

「はい、金庫…店の前に落ちてた…」

ふて腐れたように言った。
一同は、呆気に取られて言葉を失った…。
特にマキは、あまりに堂々としたアキナの嘘に切れ長の一重を丸くし、あんぐりと口を開けてあ然とした。
すると山ちゃんが、申し訳無さそうにパソコンのモニターを一同に向けた。

「アキナさん、ありがとうございまス…でも、スイマセン…」
「ああぁっ…!」
「やっぱり…」
「あーあ」

そこには、10数分前の時刻にアキナが周囲を見回しながらレジカウンターの中に入り、金庫を持ち出す一連の様子のキャプチャ画像が20コマほど表示されていた。

「俺の自作の防犯カメラに…映っちゃってました…」
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