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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?

「何ですぐバレるような意味不明なウソつくの…?バっカじゃないのっ?」
「てか、盗むんならどうしてタイムカード打つんだろ。バカ過ぎ」
「でもっ…!私はアキナさんバカだけど悪い人じゃないって信じてたもんっ!」
(………)
純や美春が罵声を浴びせ、ひなたがかろうじて庇い立てする中、マキはアキナの極度に穴だらけな行動と言い訳の稚拙さに全く頭が付いていっていなかった…。
アキナは突然その場に座り込むと、
「わあぁぁぁ~っ…!私はどうせバカよっ!どうせ何も出来ない役立たずよ…グスッ…私、いつも一生懸命やってるのに…頑張ってるのにっ!私みたいな盗っ人、警察にでもどこでも突き出せばいいじゃないっ!それで気が済むんでしょっ!うわあぁぁぁ~っ…!」
ヤケクソ気味に泣き喚いた。
そんなアキナに、純は厳しく詰め寄った。
「アンタさぁ…?そうやって逆ギレして言い訳するって事は心のどっかで許して貰えるって思ってんだよね…?どれだけ頭が幼稚なんだよっ!」
しかしひなたはアキナに寄り添い、
「ねぇアキナさん…なんでおカネ盗ったのっ?でも、なんで戻ってきてくれたのっ…?」
そう優しく訊ねた。
「ホっ、ホスト…お気に入りのホストに会いたくて…でも、この店ってお給料安いじゃない?だから全然会えてなくて…だから、おカネが欲しくて…つい…」
「ちょっとっ!アンタって確かホストに家のおカネ注ぎ込んで旦那さんと娘さん失ったんじゃなかったっけ…?なのにまたホスト通いって…いったいどういう…」
純の厳しい追求に、アキナは表情を急変させた。
「ホスト行こうと思ったけど迷ったのっ!罪悪感に苛まれて悪人になり切れなかったからちゃんと迷ったのよ…!心細かったの!不安だったの…だけど根性振り絞って戻って来たの!なのに…何でそんなに責めるの…?私、アンタらみたいに見た目も頭も良くないし…昔からずっと辛い目にばっか遭ってたの…!だからそのくらい許してよぉ!意地悪っ…!この人でなしっ…!」
そして、そうまくし立てると一同を鬼の形相で睨み付けた。
(うわぁ…一番嫌いなタイプ…絶対に関わり合いになりたくない…)
マキは自分でも気付かぬうちに、アキナに汚物を見るかのような目線を向けていた。
「いや、アキナさん違うでしょ…?金庫の中身がコレだったから戻ってきたんっスよね…?」
「てか、盗むんならどうしてタイムカード打つんだろ。バカ過ぎ」
「でもっ…!私はアキナさんバカだけど悪い人じゃないって信じてたもんっ!」
(………)
純や美春が罵声を浴びせ、ひなたがかろうじて庇い立てする中、マキはアキナの極度に穴だらけな行動と言い訳の稚拙さに全く頭が付いていっていなかった…。
アキナは突然その場に座り込むと、
「わあぁぁぁ~っ…!私はどうせバカよっ!どうせ何も出来ない役立たずよ…グスッ…私、いつも一生懸命やってるのに…頑張ってるのにっ!私みたいな盗っ人、警察にでもどこでも突き出せばいいじゃないっ!それで気が済むんでしょっ!うわあぁぁぁ~っ…!」
ヤケクソ気味に泣き喚いた。
そんなアキナに、純は厳しく詰め寄った。
「アンタさぁ…?そうやって逆ギレして言い訳するって事は心のどっかで許して貰えるって思ってんだよね…?どれだけ頭が幼稚なんだよっ!」
しかしひなたはアキナに寄り添い、
「ねぇアキナさん…なんでおカネ盗ったのっ?でも、なんで戻ってきてくれたのっ…?」
そう優しく訊ねた。
「ホっ、ホスト…お気に入りのホストに会いたくて…でも、この店ってお給料安いじゃない?だから全然会えてなくて…だから、おカネが欲しくて…つい…」
「ちょっとっ!アンタって確かホストに家のおカネ注ぎ込んで旦那さんと娘さん失ったんじゃなかったっけ…?なのにまたホスト通いって…いったいどういう…」
純の厳しい追求に、アキナは表情を急変させた。
「ホスト行こうと思ったけど迷ったのっ!罪悪感に苛まれて悪人になり切れなかったからちゃんと迷ったのよ…!心細かったの!不安だったの…だけど根性振り絞って戻って来たの!なのに…何でそんなに責めるの…?私、アンタらみたいに見た目も頭も良くないし…昔からずっと辛い目にばっか遭ってたの…!だからそのくらい許してよぉ!意地悪っ…!この人でなしっ…!」
そして、そうまくし立てると一同を鬼の形相で睨み付けた。
(うわぁ…一番嫌いなタイプ…絶対に関わり合いになりたくない…)
マキは自分でも気付かぬうちに、アキナに汚物を見るかのような目線を向けていた。
「いや、アキナさん違うでしょ…?金庫の中身がコレだったから戻ってきたんっスよね…?」

