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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?

珍しく冷徹な口調で訊ねた山ちゃんが金庫を開くと、中には小銭と折りたたまれた1000円札が数セットだけ入っていた。
「6万5千円…コレじゃあ、ホスト行っても1杯も飲めないスよね…?」
アキナはガックリと床に突っ伏した。
「ああぁっ…もう…何なのよ!昔っから何やってもいつもこう…!頑張ってもズルい事してもいつも上手くいかないっ…うっ…ううぅ~っ…!」
そして、さめざめと泣き声を上げながら語り始めた…。
「私…私っ………」
…アキナは子供の頃から親や同級生に「何も満足に出来“ない”」「生きてる意味が“ない”」などと言われながら育ち、自信のカケラもない薄暗い青春時代を送った。
中学卒業後に看護学校に入ってしばらく看護師をしていたが、ミスを連発してはクビになり…を繰り返しながら病院を転々としていた。
だが、19歳の時に同じ病院で働いていた医師に突然プロポーズされると、1人で生きていく自信のなかったアキナはすぐに結婚して専業主婦となった。
しかし子供が生まれて重度の育児ノイローゼに陥ると、携帯メールに送られてきた『芸能人を装った迷惑メール』を本気にしてメールの相手に精神的に依存し、相手に言われるがままに計数100万以上を振り込んでしまった…。
数年後にようやく詐欺だと気が付いた時にはもう遅く、その出費が旦那にバレる恐怖とストレスに苛まれるあまり家に子供を置いたままホストに通う日々を送った。
そして、全てを旦那に知られた挙げ句に民事裁判を起こされ、アキナのあまりの素行不良っぷりに親権を取る事も出来ずに裸一貫で離婚されてしまった。
行くあても無く仕事をする自信もすっかり消え失せていたアキナは、援助交際をしながらネットカフェやファストフード店で暮らす生活を送るが、ホテルでシャワーを浴びている最中に援助交際の相手に全財産を盗まれ…
失意の中街を徘徊している時にふと通りかかった『七人の女神たち』の看板にフラフラと引き寄せられ、未経験の熟女ながら風俗嬢となった。
しかし日銭が手に入ると、またアキナはホストにハマりはじめたいう…。
「…でも、ホストだって酷いのよ…!お目当ての子が急に冷たくしてきたと思ったら別のちょいブスな子が急に慰めてきてさ…そっちにハマるとまた別のイケメンが出てきて…いつの間にか彼らの人間関係の中に取り込まれてて…」
すると、呆れ返った口調で純が言った。
「6万5千円…コレじゃあ、ホスト行っても1杯も飲めないスよね…?」
アキナはガックリと床に突っ伏した。
「ああぁっ…もう…何なのよ!昔っから何やってもいつもこう…!頑張ってもズルい事してもいつも上手くいかないっ…うっ…ううぅ~っ…!」
そして、さめざめと泣き声を上げながら語り始めた…。
「私…私っ………」
…アキナは子供の頃から親や同級生に「何も満足に出来“ない”」「生きてる意味が“ない”」などと言われながら育ち、自信のカケラもない薄暗い青春時代を送った。
中学卒業後に看護学校に入ってしばらく看護師をしていたが、ミスを連発してはクビになり…を繰り返しながら病院を転々としていた。
だが、19歳の時に同じ病院で働いていた医師に突然プロポーズされると、1人で生きていく自信のなかったアキナはすぐに結婚して専業主婦となった。
しかし子供が生まれて重度の育児ノイローゼに陥ると、携帯メールに送られてきた『芸能人を装った迷惑メール』を本気にしてメールの相手に精神的に依存し、相手に言われるがままに計数100万以上を振り込んでしまった…。
数年後にようやく詐欺だと気が付いた時にはもう遅く、その出費が旦那にバレる恐怖とストレスに苛まれるあまり家に子供を置いたままホストに通う日々を送った。
そして、全てを旦那に知られた挙げ句に民事裁判を起こされ、アキナのあまりの素行不良っぷりに親権を取る事も出来ずに裸一貫で離婚されてしまった。
行くあても無く仕事をする自信もすっかり消え失せていたアキナは、援助交際をしながらネットカフェやファストフード店で暮らす生活を送るが、ホテルでシャワーを浴びている最中に援助交際の相手に全財産を盗まれ…
失意の中街を徘徊している時にふと通りかかった『七人の女神たち』の看板にフラフラと引き寄せられ、未経験の熟女ながら風俗嬢となった。
しかし日銭が手に入ると、またアキナはホストにハマりはじめたいう…。
「…でも、ホストだって酷いのよ…!お目当ての子が急に冷たくしてきたと思ったら別のちょいブスな子が急に慰めてきてさ…そっちにハマるとまた別のイケメンが出てきて…いつの間にか彼らの人間関係の中に取り込まれてて…」
すると、呆れ返った口調で純が言った。

