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熱血!風俗嬢
第5章 熱血の5、前代未聞、風俗ユニット結成!?
「…店長命令で辞めさせないもんっ!もし辞めるっていうんなら…防犯カメラの画像と指紋付きの金庫持って警察行くっ…きっと、元旦那さんと娘さんのトコにも連絡行っちゃうだろうけどねぇ…?ふふっ」
「えぇっ…?」
「アキナさん…警察に捕まって何もかも娘さんに知れるのと…頑張ってお店続けるの…どっちがイイ…?」
「あ…うぅっ…」

アキナは何の反論も出来ずに口ごもった。

「わ、私を売るってどうすんのよ…セールスポイントなんてどこにも無いでしょう…?」

ひなたはスクっ…と立ち上がった。

「…確かにアキナさんはバカだしブスだしオバサンだし…それにデブだし卑屈だしブスだしドロボーなんだけど…」
「アンタ、ハッキリ言い過ぎ…」
「ブスって2回言った」
「でも、それはアキナさんがただ単にアキナさんだからだと思うのっ!」
「何なのよぉ…結局、私には何にもイイとこないって事でしょうっ…?ううぅ…」
「だけど、ココは箱ヘル…!つまりは組織…いわば会社っ…仲間同士で協力し合うのが強みじゃない?」

一同はまるで話が見えずに、ひなたの言葉の続きを黙って待った。

「もちろん、ひとりひとりがちゃんと自分のスタイル持てるのが理想だけど…アキナさんみたいに何やってもダメな人がちゃんと生きられるのも組織だと思うの…だからねっ…」

一同はゴクリ…と唾を飲み込んだ…。

「期間限定で全員、ユニットを組もうと思うのっ!」
「ユ、ユニットっ…?」
「え…?どういうこと…?」
「ホストだってイケメンとそうじゃない人とでチームプレイしてるんでしょっ?だったら、風俗嬢もチームプレイしてもイイと思うのっ!」
「ひ、ひなた店長…ユニットって、お客さまが複数指名する“3pコース”とは違うんスか…?」

すると、ひなたはフルフル…と首を横に振った。

「じゃあねぇ…明日から3日間は個人接客も個人指名も無しでぜぇ~んぶユニット単位で動くのっ!何があっても連帯責任で売り上げも折半!どう?ナイスアイデアじゃないっ?」
「ええぇ~っ…?!」
「アキナさんに限らず、みんなも自分のスタイルを再認識できるイイ機会になると思うんだっ!」
「風俗嬢ユニットって…そんなの聞いたことないわよ…!」
「業界初だもんっ!多分…」
「ダっ、ダメよそんなの…私、ただでさえ人気ないし…組んだ人に迷惑かけちゃう…」

弱気にそう言うアキナにひなたは、
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