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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?
「それにお前は、この俺とこうしてサシで飲み交わす所まで自力で上がってきたんだ…お前は普通じゃない…成功者の素質がある…」

若い男の目にギラリ…と青白い光が宿った。

「そういう意味では、とても許せんのだよ…あの女は…」

男はウットリとした面持ちでフェイスガードの鼻の部分をさすった。

「あの女は俺個人の所有物にする…そして、ボロボロになるまで楽しみたいもんだ…ふふっ…お前、引き続き頼むぞ!夢を叶えたければな…」
「はいっ!任せて下さい…絶対に計画通り事を運んで見せますから、どうか…その後のお引き立ての方は…」

若い男は、執着に瞳をギラギラと輝かせながらそう答えた。


その頃、閉店後の『七人の女神たち』の店内では…

「ねーねー、こども店長!私、妊娠したみたいなんだけど…どうすればイイかなぁ?」

片側を深く刈り上げた緑色のショートカットに、黒のスリムジーンズに黒いバンドTシャツというロックテイストで細身のキャストが、ひなたにそう言い放っていた…。

「ええっ…?!」
「妊娠って…」
「だっ…誰の?」
「え~っ?客のだけど…」

目を白黒させて騒然とする一同とは裏腹に、そのキャストは紫色の口紅が塗られた口元を緩め、濃いブルーのアイシャドウが引かれた大きな目には人を喰ったような余裕の表情を浮かべていた。
血の気を失ったひなたはその場に愕然とうずくまると、

「ウソっ…イヤだぁ…!しっ…信じられないっ!」

ショックで歪んだ顔を覆った。

「ひなた…」
「ひなたっ!」

珍しく露骨に打ちひしがれているひなたに、マキとらいむが寄り添った。
だが…

「こ…こども店長だなんて…酷いっ!エマちゃんっ…陰でそんな風に言ってたんだっ…」
「そっちかいっ!」
「こども店長なんて普通にみんな言ってたわよ…!」
「そんなぁ…全然知らなかったぁ…グスっ…」
「やーい、こども店長」
「それどころじゃないでしょうっ…!」
「そうだよ…エマちゃん…お客さまの子を妊娠しちゃったって…」

しかし“エマ”と呼ばれたキャストはニヤついて悪びれる様子もなく、それに苛立ちを感じたマキがこう訊ねた。

「ねぇエマちゃん、妊娠って…本当にお客さまの子…?例えば彼氏とか…プライベートでの可能性はないの…?」
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