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熱血!風俗嬢
第6章 熱血の6、本番発覚…?お店が無くなっちゃうっ!?
「許してないよっ!アンディさんがしちゃった事を許してあげようとは思ったけど…」
「「元」店長がアンディをシメた時、ひなた…大勢の前でされるがままの格好してたから本番してた風に誤解されたりして…」
「そ、それはっ…もしかして誤解を招いたかも…」

口ごもるひなたに、思わず純と美春が口を挟んだ。

「前から思ってたんだけどさぁ…ひなたは客に甘すぎんのよ!あんな乱暴されてんのに感じちゃってたら客の思うツボだっての…!」
「だよね。お客さまだって勘違いするよね」

マキはふたたびエマに訊ねた。

「ところでエマちゃん、どうやって妊娠知ったの…?」
「あ、生理遅れてて検査薬で~」
「お腹の子供…どうするの…?」
「せっかく授かった命だし…産もうかなぁ?」
「ええぇっ…!?」
「そんなっ…誰の子か分かって無いんでしょっ…?」
「だねぇ…ふふふ…」

なぜか嬉々として妊娠と出産について語るエマに、一同はそこはかとない不気味さを感じた。
だが、事が事だけに純は心配げに言った。

「エマちゃん、とにかく…しばらくお店休みなよ!」
「いやぁ…?休むつもりないけど…」
「何でっ…?」
「あたしだって事情があって働いてんだもん…急に休めるかっての」
「ちょっとちょっと…!妊娠してたらマズいッスよ…それに、本番してたのもバレちゃうし…」

なだめる山ちゃんをよそにエマは、突然何かを思い付いたように言った。

「あ!そうだっ…!ひなた店長お得意のキャンペーンにしちゃえばぁ?【妊婦とデキちゃう祭】とか!【エマのお腹の子は誰だ祭】とか…そうそう、あたしのお腹の子の父親だった人にはもれなく【親権プレゼント!】とかっ…?」

するとアキナが突然…
バチンっ…!

「痛っ…!」

エマの頬をしたたかに張った。

「何すんだよ…クソババァっ…!」
「あっ…ゴ、ゴメンナサイ…」

だがエマに凄まれると、アキナはすぐさま萎縮してマキの影に隠れた。

「あたしが店休んだら生活の保証してくれんのぉ?だって、店長さま自ら本番許してんだよ?この店は…だからさぁ、今まで通りに出勤したいんだけど…」
「ねぇ、エマちゃんが風俗で働いてる事情って…何っ…?」

ひなたがそう尋ねると、エマは突然…
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