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セックスパラダイス 欲望と野望の楽園
第12章 プールサイドカフェ 芽久美
特別室に入った俺達、マニュアルなのか? 芽久美が正座した。
「今日は、御指名有難う御座いました、芽久美、20歳です。男性経験は、ふ、2人です。バストは、な、78cmです、ごめん、な、さい・・せ、性感帯は、・・・・ち、・・ぅっ、ぅぅっ・・」
余りの羞恥に、泪ぐみ、嗚咽し出す芽久美。

「芽久美ぃ、もう、止めろっ・・もぅ、いいよっ」
芽久美の身体を優しく抱き締め、髪をそっと撫ぜる俺。
「ほ、本当に良いの? 身体、チェックもしないで?」
「あぁ、芽久美ならOKさっ、それに、ブルーベリーなんだろっ?」
「んっ、中井サンのエッチぃ」
「なぁ、和也って呼んでくれないかな?」
「か、和也っ、あのぉ・・体臭の確認だけは、絶対必要なの・・」
そう言い、無線サインボードを俺に手渡す。

髪を掻き上げ、頸に鼻を寄せる俺、興奮し始めたのか? 先程よりも若干強まる若い娘の性臭、全然OKだった・・
了解のサインを送るが、腋か股間の確認を要求された。

「もういいっ、いつもこうなのっ・・中井サン、会えて嬉しかった」
「ちょっ、芽久美、待てよっ・・まだ嗅いでも無いのに、ほらっ」
芽久美の右腕を掴む俺。
子供の嫌々の様に、首を振りながら拒む芽久美。
「今日、特に暑くて・・きっと、凄く汗臭いし、そ、それにぃ・・」

確かに汗塗れだった・・
男物のシャツは化繊なのか? 生地がピッタリと肌に貼りつき、身体の線がくっきり透けて艶めかしい。
「な、中井、さ、ん・・芽久美を嫌いにならないでねっ・・」
観念したのか? 右腕を俺に預け、蚊の鳴くような声で呟き、羞恥に赫らめた顔を俯かせる芽久美。
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