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セックスパラダイス 欲望と野望の楽園
第1章 序章 性接待 翼
翼の腕を押さえ、予告も無く、窪みに鼻を擦り付けた田中。
「んっ・・?お、おぉっ・・」
先程とは異なり、汗臭さを打ち消す程の、甘酸っぱさが鼻を突いた。

「先生、如何ですか?鮨でも、最初は淡白な白身からです。お気に召したなら、濃厚な赤身に参りますが・・」
「そうじゃなぁ・・偶には、コッテリしたのも良いのぉ」

「先生、素材の生身を出しますが、お剥きになりますか?」
中西の意図を悟った、田中が翼のスカートに手を掛けた。
思わず抵抗する翼の手を、中西が押さえる。

「翼っ・・甘えるなっ・・」
深野の鋭い声、焦しながら脱がす田中、屈辱に耐える翼。

翼の太腿が剥き出る、いい塩梅に小麦色に焼けた肌。
ムッチリと、見るからに弾力に満ちて艶めかしい。

「先生、江戸前の技法を施してみますか?」
生唾を呑み、竹串を刺そうとする田中を止める中西。
「先生、下から上に、ライン際も、先端で肉を引っ掻いて下さい」

「はぅっ・・ぁぁ、くぅぅぅっ・・ぅ・・ぁ・・んむぅ・・」
媚薬の効果か?身の毛もよだつ快感、掌で口を覆い必死に耐える翼。
(な、なんか、変よぉ〜 狂いそぉ、あ、あっ、駄目ぇ、あんっ・・)

竹串がVラインをなぞる、正に眼から火花が散る快感・・
背中を弓なりに外らし、文字通り腰を跳ね上げる翼。
「こらっ、先生の仕事の邪魔をするなっ・・我慢しろっ、翼っ」
「まぁまぁ、深野君・・跳ねるのは、新鮮な証拠じゃよっ・・これ程の娘が、本気で応えてくれるのは、久し振りじゃよっ・・」

飽きもせずに、執拗に翼の太腿に竹串を這わせる田中。
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