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セックスパラダイス 欲望と野望の楽園
第11章 鎮根祭
突然、由里子と佳純の身体を布団に押し付ける、美佐とカナ。
抵抗する佳純、中西の一喝で大人しくなる、由里子は無抵抗だ。

俯せにされた2人の浴衣? が剥がされた、引き締まった背中・・

「先ずは、ピアノのソロから始めます」
美佐とカナが、流れる様な指技で満面無く背中に指を躍らせる。

「ほぉ、見事な指捌きじゃっ、背中と言えど、コレは効くのぉ?」
(ぁ、ぁぁ・・き、気持ちイイィィ・・身体、動かすなって言われたけど、動いちゃぅぅ)
背中など愛撫された事の無い佳純、性的な快楽に戸惑いながらも反応する敏感な身体・・

性感帯なのか? カナの指先が背骨に沿って弾かれると、身動ぎし出した佳純。
隣に寝かされて、美佐の指技を受けている由里子が、佳純の手に触れ首を横に振り囁く。
「佳純ちゃん、動いちゃ駄目よっ・・奴らの思う壺よっ、我慢するのよっ」
「あ、はぃっ・・ユリさん、こんなの、初めてでぇ・・佳純、どぉしよぉ? ぁぁ、ぃゃぁ・・」

「何か、別の事を考えてっ・・彼氏とか・・ぁ、ぁっぁぁぁ・・」
突然、佳純の手をギュッと握り締め、甘い吐息を漏らす由里子。
佳純が見ると、美佐の指が、由里子の肩甲骨の窪みで踊っていた。
余程、感じているのか? 背中を弓なりに反らし、枕に顔を埋め込み、辛うじて声を堪える由里子。

与えられた楽器が、愛らしい顔を歪めるのを、涎が垂れんばかりの表情で眺め、杯を傾ける田中と清田。
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