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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第10章 営業調教
訪問先の1軒目は、香織が何度か電話でやり取りをしていた老人介護施設だ。
おもに香織が、セットになった食事パックの優位性を説明して、省吾が補足する。
さすがに商売に差し支えるとあって、省吾はリモコンには手も触れない。
淡々と話が進んでいき、再訪の約束を取り付けることができた。
なかなかいい感触をつかんで、次の訪問先に向かう。

2軒目は省吾の、高校時代の同級生が経営している総合病院だ。
進学校ではあったが、お互いがワルで、よくツルんでは悪行を重ねた仲だ。
一人の女を巡って取り合いになったり、3Pしたこともある。
いまではまったく疎遠になってしまったが、顔を出せば思い出してくれるだろう。
「医療法人 縁舞会 轟総合病院」というのが正式名称だ。
手広く経営している中で、当然ディサービスや介護施設も手掛けている。
いきなり押しかけて、アポがとれるかどうかも分からないが
契約が取れれば、香織の営業成績にしてやろうと考えていた。

幸い午後は休診日で、轟院長は在院中だという。事務長の案内で院長室に案内された。
27年ぶりの再会である。中に入ると轟が満面の笑みで出迎えてくれる。
「いやぁー省吾!久しぶりだなぁ。元気でやってたか?」
握手で再会を喜び合う。昔話に花が咲き、香織はポツンと取り残されてしまう。
「で、こちらのお嬢さんは?」ようやく轟が気がついたように話を振ってくる。
省吾は来意の目的をかいつまんで話し、香織を紹介する。
香織は名刺を差し出すと、ひと通りの商品説明を詳しく話し出す。
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