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美少女 女体美食倶楽部
第5章 麻希 20歳 キャスター 踊り喰い
清田の指示とは言え、驚きに固まる麻希。
「き、清田様っ・・そ、それだけは、許して下さいっ」
「そうよぉ、博ぃ、何を考えてるのよぉ? 臭いだけよっ・・」
「お前達、何度も言わせるなっ・・」

泪ぐみながらも、黙って腕を清田に預ける麻希。
(うっ・・確かに、凄そうだっ?)
一瞬、躊躇しながらも、鼻を窪みに擦り付ける清田。

(嫌ぁぁ・・麻希の腋を、清田さんがっ・・嫌われるぅ・・)
(汗の臭いっ、それに酸っぱいしっ・・だが、磯の香りが微かに漂って、堪んないっ・・)

紅潮し陶然とした表情で、麻希を見詰める清田が、決然と指示した。

「中西さん、肉料理はキャンセルだっ・・今日は、魚貝料理が食いたい気分だっ、悪いな、まりあっ、金はいいから帰れっ・・」
「えっ? 何でよぉ、博ぃ、こんなガキが、私より良いのぉ?」

「清田様、今日は活の良い鮑が入ってます。踊り食いでも?」
「ほぉ、それは愉しみだっ、任せたゾッ・・」
麻希の全身を改めて凝視する清田。
「それでは、素材に仕事を施しますので・・美佐っ、頼むゾッ」
意味深な笑みを浮かべた美佐に連れられ、部屋を出る麻希・・

「清田様、まりあの肉は大好物なのに、何故急に貝をっ?」
「んっ、俺は初物に目が無いし、いつも、ボリュームある食材ばかりだから、偶には、軽めもなっ・・それに、あの娘の忍耐力を快楽でも観たいし、何より、あの磯の香りだよっ」

その時、隣室から麻希の声か? か細い悲鳴が聴こえた・・
「今、美佐があの娘に、密かな仕事を施してます・・今日は、新鮮な日本の素材に、フレンチ仕様のソースを合わせます」
「ほぉ、それは愉しみだっ」

そこに、美佐が料理を持ち、麻希を引き連れて戻って来た。
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