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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第13章 第13章 お笑いサークルの飲み会
この飲み会には俺等のサークルの顧問も参加していて田中貴正教授という人なのだが、俺は教授と学部が違うので授業で世話になっていることは無い。

田中教授は、昔から寄席が好きで落語とか漫才をよく観に行ってるそうだ。
歳は50過ぎなのだが若手芸人のネタを観るのも好きで都内のライブもちょこちょこ観に行きサークルの連中に「次は吉岡興業の○○って芸人が売れそうだ。」という話をしているなかなかファンキーなおっさんなのだ。

教授という立場なのに「皆人生をしっかり生きてるのか?セックスはしてるか?」と挨拶のように学生に聞いたりする。

そんなおっさんなんで毛嫌いしている学生もいたが俺はそんなおっさんが好きだった。

これは噂なのだが、奥さんは元風俗嬢だった!とか単位がヤバい女子学生は教授とセックスすると単位をくれる!とかチンピラに絡まれた時ワンパン一発で気絶させた!とか本当か嘘か全く分からない話を人から聞いたことがあった。

このおっさんは「まあ、自由に生きてたら人に色々言われることはあるわな~。でもそんなもんいちいち訂正していくのがめんどくさい。」と言っていた。

飲み会が少し落ち着いた頃、俺は教授の飲んでいる席に行って話をした。

「お!新人の!」

「あ、そうです。」

「そうか!そうか!セックスはしてるか?」と嬉しそうに聞いてくる。

このとき俺は教授に試されてるかと思い「あ、はい!セックスしてます!」と答えると

「おうおう!それは感心なことじゃないか!!!」と教授は笑顔だった。

俺は「教授!もし俺童貞なんです!と言ったら何て答えるんですか??」

「そうだな~。直ぐにソープに行ったほうが良いとアドバイスするよ。童貞を大切にしたいとかプロとやるのは嫌だ!とか言うのがいるが童貞なんですけど勉強で来ました!と言ったらソープのおねーさんも燃えるんじゃないか。貴重な経験が出来そうだよな。うはははは。」

俺達がそんな話をしていると「おやっ!そちら盛り上がってますね。」と同じ学年ながら学部が違う杉本君が話し掛けて来た。

「そういう話好きなんで僕もまぜてくださいよ。」
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