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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第13章 第13章 お笑いサークルの飲み会
さて、家に帰ろうかと思ったのだが城南大学のサークルの学生に「良かったらこのまま俺の家でまた飲みませんか?」と声を掛けられた。

「近くのスーパーで酒買ってこいつん家に行こうかと思ってて。」と言っている。

「あ、じゃあこのまま寄ってもいいっすか?」と俺も行くことにした。

俺も菊池君もチャリンコで家には帰れるので一緒に行くことにし、酒を購入して佐藤君の家に行った。

佐藤君の家は新築のマンションのようでまだ新しい建物の匂いがする。
「あ、家族と住んでるんですか?」と俺が聞くと

「いえいえ!俺一人で住んでるんですよ。」と佐藤君は答える。
部屋に行ってまた驚いた。1LDKの広い部屋だったのだ。

「あ、佐藤の実家G県で会社を経営してるらしくて・・・家賃は親が払ってくれてるんです。こいつ結構ボンボンなんですよ。」と佐藤君の友人の佐伯君が答える。

「へ~。」と素で俺は驚いていた。

「たまにこいつ飲み会とかで女の子お持ち帰りしてこの部屋でやってるんですよ!ボンボンは良いですよね~。ラブホ行くよりこの家連れてくるほうが口説けますよね。」

「へ~!!!」と菊池君も驚いている。

俺と菊池君は実家は一軒家で普通の中流家庭なのだ。

こんな金持ちで何も不自由してないならお笑いなんかやらんでも良いだろう・・・・

お笑いって何か人生が上手くいってなかった奴がやるもんじゃないのかな・・・・

俺はそんなことを思いながらもつまみをつつきながら缶チューハイをぐびぐびと飲んだ。

「そう言えばお2人は漫才やってるんですよね?今後漫才の大会とか出たりするんですか?」と佐藤君が俺に聞いてきた。

「いえいえ、まずはサークルのライブでデビューしてそこからレギュラーで出られるようになりたいです。」と菊池君が俺の目をちらっと見て話す。

「そうなんですね~。とりあえずまずは正統派漫才をやってればライブでもウケるんじゃないですかね。ウケてれば大学でも人気者になれるんじゃないですかね。」

「そうなんですかね??今はうちら地味に学生生活を過ごしています。」

「髪の毛染めてみたり、ちょっと明るい色の服を着るようにしてみたらどうですか?漫才やるなら舞台ではスーツが良いですよ。」




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