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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第37章 本日はコスプレDAY
ゆいは従業員に付いて行き、ここです!という目で従業員は合図をしてくる。

「お待たせしました!ゆいさんです!」と客に言うと、

ソファで待っていた男性客は「おおっ!」という反応をしている。

この反応で客がゆいに好意的なのが分かる。

キャストによっては、男性客に「え!?この子なの??チェンジ!!」などと言う客もいるのだ。

ゆいは若さと可愛さでいまだそういう経験は無い。

「おおおっ!!可愛いね~。」と40代後半くらいに見える客が嬉しそうにしている。

この客は40分のフリー客で、現在1人目対応となるのでゆいが気に入れられれば、指名と延長がゲットとなる可能性がある。

だからこそゆいの鼻息も荒くなる。

「はじめまして~。ゆいです。お隣失礼します~。」と可愛い声で客の隣に座る。

「うわ~。おっぱい大きいね~。おじさん興奮しちゃうよ。」

おっさんの接客は得意ではないものの、贅沢は言ってられない。

おっさんも客であり、大切な給料なのだ。

「あの~。お名前聞いても良いですか?」

「あ、俺!?永田!永田弘だよ!」

「え~!じゃあ、ひろさんって呼んでも良いですか?」

「あ、うん・・・良いよ・・・そんな風に呼んでくれる人いないからさ。」と嬉しそうだ。

「もう、俺くらいのおっさんになると若い子と話す時なんて中々無いからさ~。いや~。それにしてもラムちゃんの恰好似合ってて可愛いよ!!」と永田のテンションは高い。

「昔一度結婚したことあったんだけど、結局数年後に離婚しちゃって・・・それからは恋愛っていう恋愛はしてないんだよね・・・」

「そうなんですか~?ひろさんモテそうなのに・・・」

「ホントに!?じゃあ俺ゆいちゃんの彼氏に立候補しようかな??」

ゆいもなかなかストライクゾーンは広めではあるが、40代のおじさんは難しい。

だが、ここはセクキャバである。

客に気に入られれば給料が増える世界なのだ。

だからこそこういう時ゆいは




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