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第1章 乳母…1

お腹の赤ちゃんの父親の桜田は憎かったがお腹の子供はだった一人の家族で愛しくて堪らなく、お腹に手を置きいつも話しかけ、大切にしていた。

会社を解雇され、生活には困りそうだった。
貯金は桜田に貢ぎ過ぎて、出産費用位しか残っていなかったのだ。

この愛しいお腹の子供を守り生きて行くためにいろいろと調べ役所に相談する事にしたのだ。
そして保護を受けながら子育てをすることにしたのだった。

女は弱し、されど母は強し！

お腹の子の為なら何でもしよう。
あおいは強く思った。