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第4章 万引きレズ ②

両手を愛撫し終わった美佐が、麻希の足指をしゃぶり始めた。
(えっえっ？ そんなトコも、舐めるのぉ？ あぁぁ、気持ちイイィ)
「うふっ、こそばゆいっ？ 力を抜いて、ほら、イイでしょっ？」

手脚を交互に可愛がられる麻希。
掌と足の裏、腕と脹脛、そして二の腕と太腿・・
俯せにされて、美佐の長い舌が背中を這い始めた時には、麻希の性感帯は完全に目覚め、高まった性欲が悦楽を求めていた。

性経験が未熟と言うか、1人しか知ら無い麻希、淡白な正治が麻希の背中を慰める筈も無かった。
「・・・・ぁ・・はぁぁ・・んむぅ 、んっんっ・・」
耐え切れずに漏れそうになる喘ぎ声を、枕で押し殺す麻希。

(敏感な娘ねっ？ 必死に堪えて、可愛いっ・・ココはどぉ？)
美佐が唇を窄めて、肩甲骨の窪みに吸い付いた。
チュッ・・チュパッ・・
大概の娘の性感帯を嬲られ、麻希の平静の装いが砕け散る。

「ぁ、ぁ、あ、あんっ・・ぃ、嫌あんっ・・ぁぁぁぁ・・」
枕を鷲掴みにし、背中を反らし、愉悦の呻きを漏らす麻希。
「あらぁっ？ 麻希っ、どうしたのかな？ 嫌らしい声を漏らして？」
一旦、顔を離し、添い寝に戻る美佐。
初めて味わう背中の快感を、我慢出来ずに晒した反応に、恥じらいの余り、美佐の顔を見られない麻希・・

「うふっ、いいのよ、恥ずかしがら無くて・・女の娘だもの、性感帯を愛されたら、感じちゃうの、当然よっ・・
これから、もっと気持ち良いトコを慰めてあげるから・・
まだ、残して置いた、腋と乳首、最後にアソコよっ・・」

涎を垂らさんばかりの顔で、囁く美佐・・
不安とそれ以上の期待に、身体中が疼き始める麻希・・