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第5章 万引き レズ ③

何度、天国の門を観て、何度、閉ざされたのか？ 快楽の坂を登る悦びを繰り返させられ、麻希の体力の限界を察知した美佐。

切なさに嗚咽する麻希が見詰める中で、中指と薬指を大小の突起が着いた布テープで巻き始める美佐。
麻希の両手を解放し、身体を優しく抱き締め顔を近付ける美佐。

今迄とは異なる雰囲気を察した麻希が、眼を瞑った。
当然の如く合わさる唇、美佐の長い舌が半開きの唇に差し込まれた。
(私、女同士で・・何て淫らな娘なのっ? でも、もぉ、どぉでもいいやっ・・こんな、中途半端は嫌っ、1人で悪戯スるのは嫌っ・・美佐サン、麻希を滅茶苦茶にシてっ・・)
差し込まれた舌を受け入れた麻希、口内性感帯が蹂躙される・・
むず痒さと心地良さに、身悶えしつつ美佐にしがみ付く麻希。

(うふふ、この娘・・お望み通りに、忘れられなくシてあげるわっ・・)

唇を外した美佐の舌が、麻希の耳裏から項を這う、最初から始まる愉悦のフルコース・・
甘い吐息を漏らし互いに眼を見詰め、無言で右手を頭の上に引き伸ばす麻希、甘酸っぱい性臭を放つ窪みに美佐の舌が踊った・・

腋を丹念に責めながら、細工した指で内腿を下から撫で上げる。
感じているのか？ 痙攣する内腿、美佐の頭を掻き抱く麻希。
「麻希っ、ほら、力を抜きなさい。ペッティング、好きでしょっ？」

(麻希のアソコの中、あのデコボコの指で、虐められるのねっ？)
オナニーでは、指を挿入するのは、僅かの間それも膣口付近に止めている麻希、美佐の指で膣奥を掻き混ぜられるのを想像し、身体がキュンと疼いた。