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新しい扉
第2章 戸惑い
深夜2時も過ぎるとさすがにこのスパも人が居なくなる。
みんな仮眠スペースへと眠りに着くのが普通だ。

う~のぼせてきた。

早く出たいが、恥ずかしいほどフル勃起した自分のペニスに
困り果てていた時

隣の青年がゆっくり立ち上がりながら
ジェットバスを出て、洗い場へと向う。

頃合を見計らって、背中を向けながら反対のシャワールームへ向う。

C型の半個室のようなシャワールームで
少し熱めのシャワーを浴びる。
 
相変わらずフル勃起だ!

久しぶりの風呂を満喫しながら身体を洗う。

大げさなくらい泡立つボディソープで包み込まれていると
いつの間にか股間に意識が集まって
自然とオナニーが始まってしまった。

一週間以上、射精してないよな~

慣れ親しんだ右手でペニスを握り
ゆっくりしごく・・・

ああ~気持ちいい。

このまま出そうかな~

律動を速め、絶頂へと突き進む!

も、もう少し・・

速めるリズム、握る手にも力が入る

あっ、出そう

と、その時
反対の先ほどの青年のシャワーが止んだ。

マズイ、変なとこ見られちゃうよ

泡を洗い流し、何日ぶりかの頭を荒いはじめた。

ペニスは勃起したままで。
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