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朏の断片‐ミカヅキ ノ ダンペン‐
第5章 #4
熱が高いせいか頭に靄がかかったように意識も朦朧としていた。なぜ上田がいるか記憶にないがそんなことは関係なかった。
(ふたなりやったんか。男でもかまへんけどおっぱいは大事や)
片桐は荒い呼吸を繰り返し、上田の胸を揉んだ。
「俺が……ようけ揉んで、でっかくしたるわ……」
「ユキのここもおっきくなってるよ。」
上田の指が誘うように片桐を擦る。
「ユキがえっちだから、俺のも」
片桐の身体に押し当てられた上田の分身は確かに固くなりはじめていた。
「えらい積極的やな、興奮するやないか」
「ユキ……ユキ、愛してるよ」