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朏の断片‐ミカヅキ ノ ダンペン‐
第6章 #5


片桐の首筋を流れる一筋の汗を舌で拾った。チロチロと舐めているとやがて引き剥がされ、目が合い、キスをする。


「いっぱい泣いてええから、マサキはマサキのまま俺と生きろや」


色付いた声で低く囁かれ、うつ伏せに寝かされた。泣きながらベッドに肩を押し付け震える背中に片桐のキスを落としていくと、泣き声は狂ったような喘ぎ声にまじって何を言っているかわからない。

ゆっくりと体を沈めると互いに苦痛の呻きと涙がもれた。哀しみと絶望が絡み付いて感度を高めていく。


「っマサキの身体、エロすぎやな」


歯を食い縛るように後ろから片桐が言って、手を前に回す。

言葉にならない声が出た。


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