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愛妻ネトラレ 久美子
第10章 短期バイトのカワイイ男子高校生
確かに本人の言う通り、勉強机、ベッド、本棚が置かれたシンプルな部屋だった。
10代男子の部屋にしては片付いているほうだろう。

『あ、適当に座って下さい』と神谷少年は久美子に声をかけるが、腰かける場所がベッド以外にないので、ベッドに座る久美子。
神谷少年はその隣に、ちょこんと座ってきた。

『はぁ……、夢みたいだ、久美さんが僕の部屋にいるなんて…』恋する乙女みたいな表情で、神谷少年が呟く。
『…どしたの?急に』ほわほわと浮かれる神谷少年の様子を見て久美子は尋ねる。

『…僕……久美さんが好きなんです』
神谷少年の唐突な告白に、久美子はブッとコーヒーを吹き出す。

『な…なッ、なしたの?』動揺を隠せない久美子に、神谷少年はギュッと抱きつき、『僕、久美さんが好きなんです』もう一度同じフレーズを強い口調で繰り返す。

『ち、ちょっと隆太君…』
神谷少年を落ち着かせようと久美子は話かけるが、その久美子の唇に神谷少年の唇が押しつけられる。
『んむ…ッ』
くちづけと呼ぶにはあまりに拙い、唇をおしつけるだけの行為。
数秒、唇をくっつけるとそのまま離れる神谷少年。

『コラッ!悪戯にしても度が過ぎるわよ』神谷少年を嗜める久美子。
しかし、神谷少年にしては珍しく『悪戯でファーストキスなんかしないですよ』と久美子の目を見つめ反論する。

『えッ、ファーストキス?今のが?』自分の唇に手をあて驚く久美子。
『……はい』赤面し恥ずかしそうに俯く神谷少年。
確かに、ファーストキスならあんな不器用な感じになってしまっても仕方ないかも、と考える久美子。

『久美さん、もう一回キスしてもいい?』最初に奇襲攻撃をしておいて、訊いてくる神谷少年。
久美子が断れない性格なのを見抜いているのなら、末恐ろしい。
『…私みたいなオバサンでいいの?』
聞き返す久美子の唇に、神谷少年が再び唇を重ねる。
先程よりは緊張せず、柔らかく唇を重ねてくる。
『久美さんがいいんです…。オバサンなんかじゃない、綺麗です、とても』
そう言い、また唇を重ねてくる神谷少年。
久美子は自分から舌を伸ばし、少年の口の中へ入れる。
口の中に入ってきた久美子の舌に驚く、神谷少年。
だが、おずおずと神谷少年も舌を久美子の舌に絡め、久美子の口腔へと舌を侵入させる。
舌と舌、唾液と唾液が混ざり合うエッチな口吸いの音が響く。
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