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第11章 露出プレイ　in 小旅行

門脇氏のＥＤが治った事を、氏の妻恭子に悟られる前に、氏は久美子の口腔に射精をきめこんだようだ。

がっちりと久美子の頭を両手で固定し、ただただ己の快感を貪るためだけの激しいピストン運動を繰り広げる。
ガシッ　ガシッ　ガシッと本能の猛けるがまま、久美子の鼻面に腰を打ち付ける。

「んぶッ　ン　んッ　んぐぅ　ッう　ンふ　ンッ…」
リミッターの外れたピストン機関に犯される久美子は、暴力的な奔流に抗う様子も無くその身を任せる。
その姿は医療の世界で献身的にわが身を尽くす、白衣の天使を連想させた。
いや、インポテンツの治療に携わっている観点からすれば、正に白衣の天使そのものだ。
正確には、何も身に着けてはいないから、全裸の白衣の天使、或いは、全裸の天使だろうか。

そんな全裸の天使である我が妻を、インポテンツから復活したばかりの門脇氏が、フルスロットルでイラマチオする。

久しぶりに解き放たれた獣欲は、性に目覚めたばかりの盛んな中学生に勝るとも劣らない勢いで、熟れた男好きする人妻の肉体をむさぼり食らう。

「…ふッ　ふッ　ンふッ…」
荒い鼻息は、門脇氏と久美子。
見境の無い蹂躪者と、あられもない姿で弄ばれる被虐者。
全く異なる立場の二人は、その呼吸音をシンクロさせ、快楽という二人を繋ぐ唯一の感覚に、その身をシンクロさせていく。

「ンッ……ンッ……ンッ…んッ　んッんッんッ…」
荒い鼻息が更に短い感覚で激しくなる。
二人共、温かく柔らかな唇に插入しているペニスで、舌で絡めているビクビク脈打つペニスで、臨界点がそう遠くないことを理解していた。

「く、久美子ッ…さん…」絞り出すような声で門脇氏が小さく呻く。
「…んンンッ」涙目で久美子は門脇氏を見上げる。
「おおうッ！」小さく門脇氏が吠えるのと、勢いよく白濁した奔流が久美子の喉奥に爆ぜるのは同時であった。

ドッ…ッッくッ　びびびゅ…ゅうううぅッ…ッ

それまで久美子が体験したことのないほどの量と勢いと濃さを伴い、オスの繁殖汁が人妻久美子の咽喉を席巻し、喉元から胃袋までを熱く犯し流れた。
「そのまま飲んでくれ」見つめあったまま久美子の口腔に射精した門脇氏は、視線で雄弁に久美子に物語っていた。
さも、当前だと言わんばかりに。

視界と思考を、更には食道から胃袋をも、真っ白に染めあげられ、久美子は軽い絶頂にも達していた。