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愛妻ネトラレ 久美子
第14章 話題の整体師
『凄い…気持ちイイ…』
思わず、素直な感想が口をつく。
背中や肩をゆったりとしたペースで力強くマッサージするのは、傍で見ているより遥かに重労働で技術を要する。
思ったより禿げオヤジは、腕の良い整体師なのかもしれない。

女性に気持ちいいと言われ、テンションのあがらぬ男はいるまい。
『そうでしょう、そうでしょうとも』
額に珠の汗を浮かべ、禿げオヤジは得意げに更にマッサージに熱を入れる。

しばらくバスタオル越しのマッサージを続けたあと、『ふうッ』と一息ついた禿げオヤジ。
『さ、ではそろそろウォーミングアップはこれぐらいにしましょうか』と、やおらバスタオルを剥ぎ取る禿げオヤジ。

『あ…ちょっ、まさか直接?』狼狽する久美子に、何を言うんだとばかりの表情で禿げオヤジは、『当然でしょう。直接触れたほうがよりしっかりと、力を伝え揉みほぐせますからねぇ』とヤル気満々だ。
『もっと気持ち良くしてさしあげられますよ』とつけ加えられると、現状マッサージの効果を実感している久美子としては、逆らう気にはなれなかった。

ここまでバスタオル越しとはいえ、懇切丁寧なマッサージを施された安心感からか、意外と禿げオヤジの直接素手によるマッサージは嫌ではなかった。
いや、むしろバスタオル越しより、格段に気持ち良い。
大きな掌から伝わる包容力、信頼感、心地良さ。
このマッサージだけで判断するなら、この気持ちイイ手で愛撫してもらえるなら、抱かれてもいいとか考えちゃうかも…
ハッ、いかんいかん…あまりの気持ち良さに、ウトウトと妄想に浸るところだった…危ない、危ない。

禿げオヤジは掌のみならず、肘、拳骨を駆使し、久美子の身体のあらゆる凝りを手際良くほぐしていく。
いつの間にか、脇腹、腰の下辺り、脚の付け根、ほぼお尻と言って差し支えないゾーンや、横乳に当たる部分にも、マッサージの手は伸びている。
いきなり触られれば抵抗があるゾーンも、心地良いマッサージの流れの中で、気がつけば許してしまっている。

(ん……もしかして、エッチな下の毛、見えちゃってないかしら)
丹念に各脚の付け根を揉みほぐされる間、僅かに開いた股間を意識し、久美子はぼんやりと考える。
が、まぁ少し見られる位だけならいっか…
と、ガードが緩くなっているのは、これもマッサージの効果の一つだろうか。
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