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愛妻ネトラレ 久美子
第16章 VR世界でRPG 女戦士?久美子
『あまり傷も残ってないようで良かったよ』
赤く長い髪を揺らし、屈託なく笑う女戦士レオナは、久美子の背中を石鹸の泡だらけにしてゴシゴシと洗いながしていた。

『オークの阿呆どもは無茶しやがるからねぇ…、でもまぁアンタみたいに綺麗な女性が相手じゃ、その気持ちも分からないでもないけどねぇ』
女戦士レオナが、背中をそっと撫でる感触。
温かいお湯が肌を伝い流れ、女戦士が掌で優しく背中を撫でる。
『女の私でも惚れてしまいそうな肌ツヤだねぇ』
久美子の背中を流しながら、レオナが褒めそやす。

『ところでさ…』
女戦士レオナは、彼女達三人パーティの中の男勇者ヒイロについてどう思うか、訊ねてきた。
『アイツ、いい歳して童貞なんよ。本当に惚れた女性としかしたくない…とか言ってさぁ』
女戦士レオナは続ける。
『で、どうもヒイロの様子を見てたらさぁ…アンタにホの字みたいなんだよねぇ』
女戦士レオナはニヤニヤしながら久美子の身体を洗い続ける。

『ヒイロの童貞をもらってやってくれ、とは言わないけどさぁ。ちょっとヒイロに良い思いさせてやっておくれよ』
言いながら女戦士レオナは、背後から久美子のオッパイへと掌を移動させ、円を描くように優しくマッサージするよう揉みしだく。
『すごいオッパイだねぇ…女の私でも堪らないよ』
ほど良く柔らかく、張りのあるたわわなバストをたっぷりと堪能しながらレオナが呟く。
その親指と人指指がコリコリと乳首を摘むと、ブラウンピンクのチェリーがツンと硬く勃起する。
尖ってた乳首をツンツンと指先ではじきながら、女戦士レオナは『私と僧侶は別の部屋で寝るからさ、アンタはヒイロと同じ部屋で寝てくれよな』女戦士 久美子に勇者との夜伽を願い伝えるのであった。


…風呂場からあがり、自分を助けだしてくれた勇者ヒイロと、部屋で二人きりになった女戦士 久美子。

『…助けてくれて、ありがとね……本当に感謝してる』
ヒイロにお礼を伝えた女戦士 久美子だったが、その後の無言の空気に気まずさを覚える。

少し頬を赤らめ、気恥ずかしそうに久美子と視線を合わさずにいる金髪の青年が勇者であるヒイロだ。
職業勇者、というのも冷静に深く考えると不思議な表現だが、まぁ一般的なゲームの世界では変ではないのだろう。
剣も攻撃魔法も一流だ、とレオナが言っていたのを久美子は思い出していた。
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