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短編集〜エッチな人々〜
第3章 取引先の社長を「接体」!?
接待当日の金曜日。
「高木さん大丈夫?」
緊張で固まってる私に課長が声かけてくれた。
「初めての人に緊張するなって言うのがムリだったね…」
課長が心配そうな表情で私を見る。
「あ、いえ!私のこと気遣ってくれてありがとうございます!!」
「じゃあ現地でね」
「分かりました」

集合は18時半。
今は17時終業後、一旦家に帰り、シャワーを浴びる。
営業で外回りしてたら汗かいちゃった。
違う服に着替え直して、メイクして再び出発。
集合場所に行くと課長が待ってた!

「高木さん、こっち!」
「課長!お待たせしてすみません!!」
「大丈夫よ。時間までまだあるから。部屋はこっちよ」
「はい」
課長のあとについて行く。
「この部屋ね」
料理はまだないけど、食器類が並んでる。
鞄を置いて課長と一緒に相手を迎えるため、玄関に行く。

「亀岡社長、今夜は、ありがとうございます!」
数分後、相手がやって来た。
課長がまず対応をする。
「こちらはうちの営業主任の三上」
「三上です。よろしくお願いします」
社長さんの紹介で出てきた三上さんがお辞儀をする。
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